もしあなたが不幸にもストーカー被害に悩まされているとしましょう。
ストーカーを辞めて欲しいとき、どんな対策を立てますか?多くの人が思いつく方法が、異性の友達に、彼氏の振りをしてもらう、彼女の振りをしてもらう、などではないでしょうか。
「恋人がいるからストーカーは辞めて欲しい」
とストーカーに訴える方法ですね。果たしてこの男友達や女友達に協力を頼んで、ストーカーを辞めてもらうような方法は効果があるのでしょうか。
あなたに恋人がいたときのストーカーの考え方は?
例えばストーカー被害者であるあなたに、恋人がいたと知ったストーカーはどう考えるのでしょうか。
ストーカーの考え方をチェックしてみたいと思います。
普通の人なら恋人がいる異性につきまとったりはせず、諦める、という選択肢をする人が一般的だと思います。でもストーカーは違うんです。
その恋人がいるから、自分に振り向いてもらえないんだ。
じゃ、その今の恋人がいなくなればいいんだ。
そんなことを考えます。恋人がいるから諦める、という思考は危険なストーカーにはないんです。
恋人の振りをしてもらうのは危険なのでNG
ストーカーが危険な段階まで進行している場合、このように恋人の存在が現れると、ストーカーはその恋人のせいで自分が振り向いてもらえないと思っています。
そのため、恋人の振りをしてもらうと、その恋人の振りをしてもらっている友人や知り合いなどが危険にさらされる可能性があります。
ストーカーに関してよく知らない人が相談すると、必ず対処方法として出される案の1つでもあります。しかし新恋人のふりをする、恋人ができたとストーカーに伝える、という方法は、被害をさらに広げてしまう可能性があるため、NGなのです。
ストーカー被害を抑えるために正義感を出さない方が解決が早い
ストーカー被害者からストーカーの相談を受ける「友人側」の方もいることでしょう。
そんなときに正義感の強い人ほど、自分がなんとかしよう、と考えるものです。しかしストーカーの対策をするためには、正義感を感じて自分ががんばる方法では、事態を逆に悪化させてしまう可能性も少なくないんです。
そればかりか自らが危険な目に遭うケースもありますので、ストーカーの相談を受けたからといって、自分でなんとかしようと思うのは危険なのです。
ストーカーへの対処は専門家への相談から始めましょう
もしストーカー被害に遭っている、ストーカーの相談を受けた、という場合は、ストーカー対策の専門家への相談を第一に考えていただくのをおすすめします。
これはストーカーといっても危険度は全て同じではなく、経緯や被害状況など様々な角度から最適な対策を導きださなければいけません。それにはストーカー対策の経験値と裏付けされた確かな知識が絶対に必要なんです。
やはり「餅は餅屋」というように、ストーカー被害に関することは、ストーカー対策の専門家へのご相談を。