ストーカーは相手のことをどれだけ調べているのか?

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

ストーカー被害に遭っていると、ふと心配になるのが「自分はどこまで調べられているのだろうか」「知られている情報は何があるんだろう」という点。

ストーカー加害者が被害者のことを調べるとき、どんなツールを使っているのか、何を気を付けた方が良いのかなどあわせてチェックしてみたいと思います。

ストーカーにとってSNSは情報の宝庫

昔のストーカーと言えば電話帳や卒業アルバムなどから情報を辿るなどの方法がありましたが、現代において最もストーカーの情報源となっているのがSNSです。

年代によってフェイスブック、インスタ、ツイッターなど利用者に偏りは出るものの、他にもLINEの投稿機能などもありますよね。特定の人にしか見られないようにする制限をかけられますが、そもそもスマートフォンの操作が苦手な人などはこうした設定をすることがなかなか難しい場合も。

SNSでの投稿を見ていくと、自宅などを公開していなくても、よく行くお店や投稿の場所が偏っているなど、ある特徴が垣間見えます。

こうしたSNSの情報を繰り返しストーカーは見ています。最終的には最寄り駅や住んでいる町、勤め先など、ストーカーはあらゆることを突き止めている可能性も。

名前を入力するだけでインターネットには情報が出てくる

インターネットには実に多くの情報が転がっています。

実は知らない間にあなたの名前もインターネットで検索してみると、掲載されている可能性もあるんです。例えば小学校や中学校の頃の部活の大会出場名簿や、趣味のサークルなどの名簿、会社が発表しているレポートなど、ありとあらゆるところで実名が掲載されている可能性があります。

インターネットに出てしまっている情報で、勤め先や出身校、趣味などがバレてしまう可能性があります。

学校や会社など近い間柄なら住所録や連絡先など入手もされやすい

ストーカーが学校や会社など、近しい間柄であるならば、必ず住所や名簿などどこかに管理してあるはずです。誰でも確認できる場所に公開がされていなくても、個人情報が入手しやすいところにあると言えます。

連絡先を教えたわけじゃないのに、いつの間にか家を知られていた。というケースも。

すでに知られている!心構えとその後を想像しておこう

現在ストーカーに遭っている、という被害者の方。

まずはストーカーの専門家への相談をして、ストーカーに対してまずは有効な対策を講じておくのが先決です。その途中で、心の準備として「ストーカーにはすでに情報を知られている可能性がある」と考えておくのがいいでしょう。

次に起こる可能性のあることを予測して、準備をしておくと不測の事態でもパニックになりにくく冷静に対処できるようになるでしょう。