Column
Month: February 2020
ストーカー問題のコラムから、この分類の記事を集めました。
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ストーカーになってしまうと日常生活が送れない!?
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 ここのところ増えてきている相談のヒトコマなのですが 「普段は仕事もしているし、日常生活もなんら問題なく送れている!だからストーカーではないのだ!」 と、カウンセリングをしている最中に聞かれるケースが増えてきました。 さて、あなたの思う「ストーカー」とはそこまで異常者なのでしょうか? ちょっと考えてみたいと思います。 ストーカーでは社会的機能は失われない では、ストーカー行為をしてしまう人はどうでしょうか。 ストーカーでは実は驚くほど社会的な機能は損なわれません。むしろストーカーをおこす人というのは、非常に行動力があり、フットワークも軽い。会社の中ではバリバリ仕事をこなす”デキる人”という位置づけであるケースが多いのです。 本当に普通の人なんです。 「ストーカーだ!」と指摘されることに異常に反応する ご相談を受けている中で、警察からの警告も受けており、さらには思考もストーカーのまさにそれ、という加害者の方とお話しする機会がありました。 そこで状況などを伺っていたのですが、デンジャーやポイズンを行ったり来たりしているような印象でした。 大変危険な状態であるのはすぐに理解できましたので、ストーカーのカウンセリングや治療を今後進めていったほうがいいとアドバイスをさせていただきました。しかし返ってきた答えは意外なものでした。 とにもかくにも、ストーカーだと指摘されたのが我慢ならなかったようで「そんなものではない!」と強く否定をされるのです。 しかし現状、警察から警告を受けている、付きまといやメール、LINEなどが止まらない、自分のものにしたい、などストーカーそのものの思考をしています。 ストーカーをしているときは、それを絶対に認めようとはしません。少しでも聞き入れてくれるのであれば、すぐに治療の方向に持っていけるのですが・・・ どうすればストーカーだと認めさせられる? 治療をすすめていくためには、まず本人がストーカー行為をしていると認めさせるのが先決です。しかし「認める」というのは加害者にとって非常につらい決断で、難しいものなのです。 しかもアプローチの方法は個人個人によって異なります。決まった方法、手順というものが確立されていればもっと楽なのでしょうが、現段階では話を粘り強く聞いて解決の糸口を探っていくしかありません。 ここをいかに引き出せるか、これが我々の技量の1つなのです。ストーカーだと認めさせる方法を知りたい、とこのページを開いていただいた方には申し訳ありません。 なかなかストーカーと認めさせるのは、一筋縄ではいかないものなのです。 ストーカーだと認められたとき、すでに治療へと傾いている 逆にストーカーなのかもしれない、この行動はストーカーなのかな?と加害者へ感じさせることができれば、すでに治療をする方向へと傾きかけているといっても過言ではありません。 ストーカーをしているときは、周囲の助言などは一切耳に入らず、自分が思ったことへ一直線に向かっています。その結果がストーカーとして表れてしまっていますが・・・ ストーカーかもしれない、と感じられるのであれば、あとは自らの行動を振り返って、カウンセリングを通じて抜け出すための取り組みを始められます。 自分がしていることを振り返れるか? ストーカー加害者からの相談をお受けするときに、1つ自分の主観ではなく、客観的に自分がしている行動などを振り返ることができるでしょうか。 LINEを1日に何百件もしている。 これは加害者の物差しで考えれば、「相手が返事をしてこないのだから当然だ」となるのかもしれません。 しかし客観的な視点から見れば「1日に何百件もLINEを送るなんて異常だ」と思うでしょう。 この考え方の違いにストーカーとそうでない人の差が表れるのです。 治療が進み、ストーカーをしているかもしれない、と気づけた方は、こうした行動を異常であると認識ができるようになります。認識さえできてしまえば、あとはストーカーをしない1日を、毎日毎日積み重ねていくだけなのです。 相手への依存をどこまで断ち切れるか 依存というものは、相手を上に見ているのか、下に見ているのか、に分かれます。 例えば元恋人などに捨てられたくない、という思いからしがみつく。これが相手を上に見ているケース。ここで恋人などから別れを言い渡されても、納得ができず、追いかけてしまう、そして追いすがろうとしています。 もう1つは、いわゆる毒親と呼ばれるタイプの依存。自分の子供を「子供のため」と言ってすべてをコントロールしようとします。自分の支配下において、常にコントロールをしておきたい、という依存です。 これらについては、少し専門から離れるのでこれ以上は言及しませんが、どちらにしても依存を断ち切らなければストーカー行為はやみません。 その依存は、仕事も生活も普通にできるからこそ、ストーカー本人が認められないのかもしれませんね。 ストーカーをして被害者も神経をすり減らしているのに対し、加害者も自分の生活や時間、お金を削ってストーカー行為を繰り返します。ストーカーかどうか、をまず考えるより、自分がいま何をしているのか、それは一般的な視点で見てどうなのか、を一度考えてみてはいかがでしょうか。 電話での相談、カウンセリングなども受け付けておりますので、どうか自分ひとりで悩まないでください。
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不倫からストーカー問題へと発展するケース
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 俳優と女優の不倫問題が取りざたされていますが、これは何も芸能人に限った話しではありません。 それはストーカーの被害者、加害者が過去に不倫関係にあったケースも少なからず存在しています。 不倫問題について、私はどうこう言える立場ではありません。しかし不倫からストーカー問題へ発展してしまう可能性があるのは事実。例を見ていきたいと思います。 不倫関係は身近に転がっている 不倫と聞くとなかなか遠い存在と言いますか、あまり身近なものではないと感じている方が多いでしょう。 しかしことストーカー事件に関しては、こうした不倫関係にある男女の間でトラブルになってしまうケースも少なくありません。 それはどちらか片方から、一方的に理不尽な別れを告げられるなどがきっかけになります。 やはり関係を続けたいがために、その場しのぎの嘘をつき、ズルズルと関係が続いてしまっている。こんな人もいるでしょう。夫や妻と別れる気もないのに「いつか別れるから・・・」と。 転機が訪れたとき簡単に捨てようとする 出会いも別れも、何かしら転機のようなものがあります。 例えば単身赴任だったり、新年度の異動だったり。これまで不倫関係を続けていて簡単に会えていたのが、なかなか難しくなる時期が訪れます。 すると「もう会えなくなるし、別れよう」とあっさり関係を捨てようとしたらどうなるでしょうか。 「なんで?ずっと一緒って言ったのに」 「別れて一緒になってくれるって言ったじゃない」 こう思うのです。 すると気持ちの整理が追いつかなかったり、あんなに尽くしたのに簡単に捨てようとしやがって!と「好き」という感情のバランスが崩れ始めます。 可愛さ余って憎さ百倍 どうでもいい人に裏切られても、なんとも感じません。ですが本当に好きな人に裏切られたときショックや失望から、その気持が一気に反転することがあります。 不倫で「好きだったのに捨てられた」という感情から、憎いという感情に変わってしまいます。 すると「謝罪しろ!」「捨てるなんて卑怯だ!」「こんな目に遭わせておいてひどすぎる!」と、一転攻撃対象へとなってしまう可能性が高まります。 多くは女性が被害者からストーカー加害者へとなる 不倫関係からストーカーになってしまうのは、女性が多いように感じています。それは男性側からの身勝手な別れだったり、性行為の強要など色々な要因があるのでしょう。 不倫関係とはいえ心を許した女性は、あっさり捨てられるという仕打ちに対して復讐心というか、怒りを感じてしまうのです。 ここで言う「女性が被害者」というのは、男性からの身勝手な行動や言動による被害者です。中には男性の歪んだ性の価値観に付き合わされて、傷ついてしまう女性もたくさんいます。 こうした被害を受けていながらも、あっさりと捨てられてしまうとストーカー加害者になりやすいのかもしれません。 事情があってもストーカーはダメ 色々な話しを耳にすると、同情の余地があるストーカー加害者もいます。しかし実際に迷惑をかけており、ストーカーとして警察から注意などを受けている方もいます。 そこにどんな事情があろうともストーカー行為は認められません。 もしストーカー加害者となってしまったら もしこのページを訪れている方がストーカー加害者になっていたら、ぜひもう一度考えて見てほしいのです。 自分の時間を削り、相手のことで頭が一杯で仕事も手につかない。 時間もお金も、職場さえも失うかもしれません。そして警察から警告を受けたり、逮捕されたりすることすらあるかもしれません。 いまあなたが想っている相手は、あなたの人生をかけてまで追いかけなければいけませんか? 全てを捨てて、その方に尽くさねばなりませんか? ニュースで見るストーカーの言葉 よくストーカーのニュースを見かけるたびに 「殺す!」 「出てこい!」 などと非常に攻撃的な言葉が並ぶのを見かけます。どんな事情があったとしても、つきまといや脅しは決して許されません。 不倫で始まるつきまとい 納得できなければ 不倫関係が元で始まってしまうストーカーがあります。もし相手の対応に納得できず、ストーカー行為を起こしている、または起こしてしまいそうになっている場合、自分では冷静になりきれません。 そんなときは、相手に連絡する前に、まず第三者に相談するのが一番です。ストーカー行為を行ってしまっている以上、何か納得のできない、理不尽に感じている、という感情がどこかにあるはずです。 逆に不倫が元でストーカーを受けている被害者の方。一方的に連絡を断つなどの対策は逆効果かもしれません。後ろめたい部分があるからこそ、相談できずにズルズルと被害を受け続ける方もいます。 被害者も加害者も、後戻りができなくなる状態になる前にぜひご連絡を。
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ストーカーは若い男女だけではない
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 ストーカー事件として世間を賑わせたニュースを見ると、どれも若い男性が加害者、若い女性が被害者となっているイメージが強いのではないでしょうか。 事実、20代から40代くらいの年齢の方が被害者であるケースがかなり多く見受けられます。 全体的に見れば少数ながら、それ以外の年齢の方もストーカー被害に遭っているんです。なかなかニュースなどでは見かけることも少なく、意外に思われるかもしれませんがどんな年齢の方でもストーカー被害者となる可能性もあれば、逆にストーカーの加害者となってしまう可能性もあります。 ストーカーの年齢別の比率は? 画像は警察庁の資料(平成29年)から引用しています 若い世代だけでなく、40代、50代、60代以上の被害者・加害者も認められています。 これが何を意味するのか、というと 「年だからストーカーに遭う可能性はない」 と考えないほうがよろしいでしょう。 高齢を理由に相談に行けない人もいる 本当に切羽詰まって身の危険を感じている状況になるまで、警察やストーカー専門家への相談をしない人もいます。 そのなかに比較的年齢が高い人も混じっているように実感しています。やはりそういった方の中には、被害を実際に受けていても 「いい年をしたおじさん/おばさんだから・・・」という理由でなかなか相談に行けない、行きにくいのです。 こんな年にもなってストーカーをされていると相談に行ったとしても、笑われてしまうんじゃないか、自意識過剰だと言われるんじゃないか、と不安になってしまうのです。 結果的にその迷いが事態を深刻化させてしまう可能性もあります。 なるべく早めに手が打てれば、それだけ被害者/加害者ともに傷が浅くて済みますし、ストーカーに悩まされる期間も短くなります。 相談するのに迷ったら情報を整理してみよう ストーカーを受けている気がする、と感じた場合、ハードルを高くしているのが「どう説明すればいいのかわからない」と言う部分でしょう。 (これはもちろんストーカー被害に遭っている方が相談するときに共通の事項です。) わからないから進めない、わからないから相談ができない、という悪循環です。自分の情報を整理すると相談にも行きやすくなりますし、具体的にあなたがどうしたいのかが見えてきます。 1.どんなことをされているのか 2.されていることに対して自分はどうなっているのか 3.ストーカーに対してどうしてほしいのか この3つを考えてみましょう。 被害者の想定を50代女性(既婚)、加害者は50代男性(既婚)。職場の同僚と仮定してみましょう。 例えば相談に迷っているようなケースならば、ひんぱんにメールや電話などがきて、「愛してる」などと付きまとわれて困っている、といった状況が多いでしょうか。 どんなことをされているのか つきまといや頻回のメール、ラインなどを受けている。 自分はどうなっているか 外を歩くのに恐怖を覚えて外出もままならなくなっている。小さな物音にも過敏になってしまった。仕事も現在休職中。 ストーカーに対してどうしてほしいか 二度とストーカーをしないように、警察から警告をしてほしい。 いかがでしょうか。 これくらい情報がまとまっていれば、今の状況や自分の悩み、やって欲しいことがスムーズに相談できます。 この例では警察から警告を出して欲しいという要望ですが、ストーカーリカバリーサポートから警察に同行して欲しい、など依頼も受けております。 隠したい事実がある? 実は相談を受けていて、何か隠しているな、と感じることもあります。 多くは不倫関係など後ろめたい事実です。しかしストーカーからの被害に身の危険を感じたら、そこは覚悟を持って相談してほしいのです。 なにせ体裁や世間体、職場での立場など諸事情があるでしょうが、それ以上に命の危険が脅かされかねないからです。 何よりも大切なのは身の安全 少し話しが脱線しましたが、50代以上の方でもまず身の安全を第一に考えて欲しいと思います。 高い年齢を理由に、ストーカーを受けていることを恥じていると、どんどん時間が進んでしまい、取り返しのつかないケースになってしまうかもしれません。 また不倫などの隠したい事実があると、なかなか相談に行けなかった場合、もしかしたら家族に危険が及ぶかもしれません。 ストーカーは決して若い男女の問題だけではありません。ただそこの絶対数が多いだけです。そのため少しでも対策ができるよう、ある程度の年齢だって迷わず警察や専門家への相談をおすすめします。 警察に相談するのをためらう場合は、まず我々のような専門家へ相談するのも1つの手です。ただし、危険が迫っているときは、迷わず110番してください。 あなたの年齢や事情など、相談しにくい内容だとしても、何も恥ずかしいことはありません。ストーカーはどんな年齢でも起こりうるんですから。
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