Column
Month: November 2020
ストーカー問題のコラムから、この分類の記事を集めました。
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ストーカーの厳罰化で被害をなくせるか?
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 実は先日、ストーカー規制法20周年の節目で、中日新聞に私の記事が掲載されました。 こうしてストーカーに関する記事を世に出させていただけるとは、非常に光栄で嬉しく思っております。 また今後もテレビ局やネット記事などの取材が入っており、ますますストーカーリカバリーサポートとして、微力ながらがんばっていく所存です。 さて、この中日新聞での記事ではストーカー加害者に対して、厳罰化ではなく治療が必要だと訴えております。 これまで数々の凶悪なストーカー事件により、厳罰化がされてきました。 それも必要なことかもしれませんが、実は私は厳罰化そのものがストーカーの抑止力にならない場合もあると考えています。 ストーカーリカバリーサポートではこのようなストーカー加害者を更生する取り組みを行っています。 関連記事:https://stalker-consultation.com/column/ 不安、憤り、悲しみ、好意、いろいろな感情がストーカーを支配している ストーカーをするきっかけは些細なものです。例えば仕事や学校でものすごくよくしてもらったり、何かのミスをかばってもらったり。 そんな日常でよくあるケースをきっかけになんとなく好意を寄せて、そこからエスカレートしていくんです。 メールやSNS監視、電話、待ち伏せなど。ありとあらゆる手段を使って、なにかのつながりを求めて行動します。 当然ストーカー被害者からすればそれは本意ではありません。 だから断っても拒否をしても、逃げてもなぜだか付きまとってくる。非常に気持ちの悪い相手に映ることでしょう。 そこで強く拒否をしたり、「警察を呼びます!」などと言うと、ストーカーは見捨てられるのではないか、話を聞いてくれれば気持ちを分かってもらえる、なんでそんな風に思うんだろう、と不安とか怒り、憤り、好意など色々な感情がぐちゃぐちゃになって、さらにストーカー行為を繰り返します。 そこには相手の迷惑を考える余裕などありません。完全に、被害者から見捨てられるという恐怖や不安に支配されている状態なんです。 事件を起こすときのストーカーの頭の中 こうした感情が繰り返されてもなお続くストーカー行為。 すると被害者は執拗なメールや電話、待ち伏せなどに身の危険を感じるようなケースへ発展してくるケースがあります。 こうなるとストーカー加害者に鉢合わせただけで罵倒したり、強い口調で拒否をしたりするようになってしまうでしょう。恐ろしい相手を目の当たりにしているのですからそれも仕方のないことかもしれません。 それを聞いたストーカーは何を思うでしょうか。 最初は不安や悲しいという感情だけだったものが、次第に憎しみへと変化してきます。それが積もり積もってすべてのことが「どうでもいい!」「何をしてでも手に入れてやる」という考えになってしまうときがあるんです。 ストーカーの段階でいくと「デンジャー」という段階ですね。これは非常に危険な状態で、ストーカーの頭の中を包み隠さず言えば、殺してでも自分のものにしたい、と考えてしまいます。 この「殺してでも」という表現は一切の誇張なしです。 厳罰化だけでなく、更生への支援を 被害者自身はもちろん危険です。だってもし鉢合わせてしまえば、ナイフで刺されてしまったりすることだってあるでしょう。 実際にこのような凶悪なストーカー事件が過去にも発生しているんです。 こうなるとストーカー加害者を刑務所へ入れればいいのか、二度と被害者に近づかないように罰則を強めればいいのか、というとそうとも言い切れません。 厳罰化はある程度必要かもしれませんが、真に必要とされているのは、ストーカー行為を繰り返さないための支援だと私は考えています。 ストーカー加害者の更生を支えることは、ストーカー被害者の平穏な暮らしにもつながると考えています。 冒頭でお話したストーカーリカバリーサポートが行っている、ストーカー更生プログラムは、こうしたストーカー加害者の更生を支えるためのものです。医療が必要な方は、連携している医療機関へおつなぎします。 ストーカー加害者で、逮捕をされてもカウンセリングなどの治療を受けている元加害者は多くありません。それは加害者自身の判断なのですが、「ストーカー治療」という行為そのものがまだ一般的ではない、専門的な支援が必要だ、という認識が浸透していない。 これがなかなか治療が進まない原因の1つでもあるのかもしれません。 ストーカー加害者の更生を支援する窓口は、全国的にもまだ少ないのが現状です。 もっとこうしたストーカー加害者の更生支援が全国的に広がりを見せてくれれば、もっとストーカー被害を抑えることができるかもしれません。 ただそれには非常に時間がかかるでしょう。それまでは大阪の地で、少しでもストーカー加害者の更生を支えるプログラムを今後も続けてまいりたいと思います。 自身のストーカー行為で悩んでいる方、相談をしたい方。またストーカー被害で困っている方、どんな方でも大丈夫ですので、一度ストーカーリカバリーサポートへお電話をいただければ、どんな活動をしているのか、どのような方が更生プログラムの対象となるのか、などお話もさせていただきます。 あなたの勇気ある一歩をお待ちしております。
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SNSストーカーには複数アカウントを使い分ける
最近ではSNSを利用したネットストーカー、と言われるストーカーが増えている傾向にあります。 インターネット全盛の時代で、下手をすると小学生でもスマートフォンを持っている時代ですから、それも頷けます。 古い人間からすればストーカーと言えば、職場の前で待ち伏せたり、執拗に電話をしたり、いつのまにか住所を掴まれていて外に立っていたり、といった話を想像します。 しかし今ではアイドルや芸能人でさえ、簡単にSNSで繋がれる時代。まして全然知らない人相手でも、SNSで見かけただけの異性に好意を寄せてストーカーを始めてしまう人もいるくらいです。 このネットストーカーに対しては複数のSNSアカウントを使い分けて、見られても良い情報、見られては困る情報を分けておくのも自衛手段の1つです。 本アカウント、いわゆる本アカ、と呼ばれるものでは、日常生活や友人、家族とのインスタやツイートなどをしている方も多いと思います。基本こういう日常生活をさらけ出している可能性のあるアカウントについては、鍵をかけて知り合い以外からは見られないようにしておきましょう。 以前鍵アカのフォロワーにも、ストーカーが紛れ込んでいるお話もさせていただきましたが、これは稀なケースです。 気を付けるに越したことはありませんが・・・ 関連記事:https://stalker-consultation.com/column/ またキラキラした写真を投稿したい、SNOWなどで加工した写真で「いいね」が欲しい!という方は、そのSNSの投稿から、自分の身元が割り出されないように注意して投稿をしてください。 生活圏にあってよく立ち寄るコンビニや、会社の中、まして自宅などはもってのほかです。 写真映えのする飲食店や、撮影スポット、旅行先など、普段の自分の生活とはおよそかけ離れたところでの写真や、場所が分からないように自撮りをするなどの工夫をするようにしましょう。 今では背景だけをボカしたり、写真の修正もスマホですぐにやれるようになっています。 SNSをつかいこなしている世代の方々は、むしろ私よりも詳しいくらいでしょう。 外に出てしまっては困る情報や、自分につながる可能性のある写真はくれぐれも気を付けるようにしましょう。 SNSで、たった1つのアカウントをずっと追ってみると、特定の場所からの投稿が多かったり、ある程度の生活エリアが絞り込まれてきたりもするものです。 みんなで情報や写真を共有して、楽しいはずのSNS。これが恐怖の引き金とならぬよう、自衛をしていただくようよろしくお願いいたします。
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