Column
Month: November 2019
ストーカー問題のコラムから、この分類の記事を集めました。
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「彼/彼女が振り向いてくれない」「自分のことをわかってくれない」と考える心理
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 もしあなたが 「なんで彼/彼女が振り向いてくれないんだ」 「自分のことを全然わかってくれなくてどうしたらいいの!」 という一心でこちらのブログを訪れたのならば、あなたはもしかしたら”ストーカー”へと足を一歩踏み入れているかもしれません。 そんなことを言われても「そんなバカな」と思う人も多いでしょう。でもせっかくここを訪れてくれたのですから、少しご覧になっていってください。 日常生活を普通に送れている人でも 「ストーカー」と言えば、自分とはまったく違う特別な人、という印象が強いのではないでしょうか。 しかしストーカー行為をしている人の中には、日常生活は全く問題なく過ごしている方も多くいます。というのは、自分が執着するものに対してスイッチが入ったときだけ、ストーキングが始まるのです。 だから仕事だって普通にするし、むしろ仕事に関しては非常に有能な方がいるのも事実です。それは行動力があり、アクションを起こすエネルギーを持っているからです。 「日常生活は普通に送れているから、自分はストーカーではない」という考え方は当てはまらないのです。 「自分だけに優しい」と特別な感情を持っているか 例えば仕事で失敗したときや、なにか上手くいかないことがあったとき、慰めてくれたり優しい言葉をかけてくれた。そんなとき慰めてくれた相手に好意を抱いたことがありますか? また最近ではこうした顔見知りだけでなく、ゲームのオンラインでのつながりで貴重なアイテムをもらったり、レベルアップを助けてくれたりなどのケースも同様です。 好意を抱く、ここまでは普通でしょう。敵ではない、自分のことを理解してくれている、助けてくれる、と感じますから。 しかし問題はここからで 「自分にだけ特別優しくしてくれている」 「自分のことがきっと好きなんだろう」 と思ってはいませんか? こうした感情を持っている方は、ちょっとだけ立ち止まってみてください。 優しい言葉をかけてくれたときにも「恋愛感情」はない場合がほとんど 付き合っているとか、普段から非常に仲がいいとか、そのような関係ではない場合に話を限定して進めさせていただきます。 職場の上司や部下、同僚、何かのチームメイトなどの間柄で、何か失敗をしたときやトラブル時に、優しい言葉をかけてくれたのは「貴方だから」ではない場合がほとんどです。 親密な間柄でない限り、おそらく恋愛感情などそこにはほとんどありません。 落ち込んだときに優しい言葉をかけてくれる、そんなちょっとしたきっかけで一気に恋愛モードにスイッチが入ってしまうことがあります。 相手には恋愛感情はない、しかし自分は一方的に恋愛感情を抱いてしまっている。こうしたケースでストーカー行為が始まっていきます。 あなたは勘違いしていないか? 傍からみるとこうした恋愛妄想は、ただの「勘違いな人」という評価で終わってしまうのですが、これは自分では評価がしにくいのです。 けれど客観的に観察してみると、自分の勘違いなのか、そうではないのか判断ができる場合もあります。 仕事だけの付き合いしかないのか、会話なども何気ない日常会話をしているのか、よくプライベートで誘われたりするのか、など。 こちらから相手へ一方的なものでしかない場合、それはあなたの勘違いである可能性が非常に高いのです。恋愛感情を一方的に持ってしまう前に、まずこれまでの事実を冷静に確認してみてください。 貴方は嫌われていないか? 恋愛感情を一方的に押し付けてしまったとき、相手から距離を置かれる、嫌がられる、怖がられるなどの拒否反応を示されます。 そうなると相手はあなたに対して「嫌い」「迷惑」というネガティブな感情しか持ち合わせていません。 またハッキリと「迷惑だ」と伝えられていれば、それはあなたの一方的な好意の押し売りでしかありません。ここで嫌われているという自覚があれば、貴方のとるべき行動はただ1つ、その方に近づかないようにすることです。 話せば絶対にそんな人間じゃないとわかってもらえる 嫌われていると実感している場合でも、こう考える人もいることでしょう。 「ちゃんと話せば絶対にわかってもらえるんだ」 この考え方こそ危険であると自覚して欲しいと思っています。なぜなら、嫌いだ、会いたくないと言われているにも関わらず、接触を試みようとしていますよね。 その場合、相手が接触を拒否している以上、相手の方に接触してはいけないのです。 なぜなら嫌だと言っている人に対して、会いに行くことは「迷惑」以外の何物でもないからです。 何をしてでも理解してもらいたい どんなことをしてでも理解してもらいたい、という感情に支配されてしまうのもストーカーの心理の1つです。 ここまでくるとストーカー行為がエスカレートしてきたと判定してもよろしいでしょう。自分のことを理解してほしい、という願いだけで、嫌がる相手への接触を図り、メールやライン、メッセージを一方的に送りつけるようになります。 でもこれらをやっても、自分の想いは伝わらず理解などされません。ここまできたら何も挽回などできる余地がないのです。 そんな行動の1つ1つが「ストーカー」そのもの こちらを読んでいただいている貴方が、いくつ行動が当てはまるかチェックしてみてください。 電話やメール、LINEを繰り返し100通でも200通でも送り続ける あらゆる手段を使って連絡先を手に入れたい 拒否されているのに職場や学校、自宅などに会いに行く 自分の思い通りに動いてくれないから力ずくで何とかしたい 連絡が取れないから、何をしても許される この5つのチェック項目、あなたはいくつ当てはまりますか? 1つでも当てはまれば、すでにストーカー行為に踏み込みかけていると自覚して、立ち止まってください。ここを見ているストーカーではない方からすれば、「やってはいけない」当然の内容なのです。しかし恋愛妄想に陥っている方、ストーカーとなってしまっている方にとっては、これが「悪いことだ」という認識がありません。 1つ1つ全ての行動がストーカーそのものだという自覚をまず持つのが大切です。 […]
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ストーカー被害に遭っていたら周囲にSOSを
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 もし貴方がストーカー被害に悩まされているならば、必ず周囲に「ストーカー被害に遭っている」と伝えてください。 実は簡単なようでこれができていない方が非常に多いのです。家族や恋人、友人などとにかく多くの人に、今自分がストーカー被害に遭っていることを知ってもらうようにしましょう。 なかなかこうしたストーカー被害に遭うケースは、被害者自身も負い目を感じてしまいます。そのため周囲に相談しにくい環境に置かれている方も多いかもしれません。 しかしそれではストーカーの思うツボなのです。警察に対応してもらうのが一番早いかもしれないのですが、それでも警察が24時間ストーカーから身を守ってくれるわけではありません。 ストーカーは一人のときを狙ってくる ストーカー事件の多くは、一人のときを狙って接近を試みます。大きなショッピングモールなどの公衆の面前だったり、学校や職場などに直接押しかけてきたりするケースは少ないのです。(逆にこうしたところで無理に押しかけてくる場合は即警察案件です) 一人になりやすいのは自宅で家族が仕事に行っている、どこかに出かけた帰り道、バス停や駅から自宅までのルート上、買い物をしたお店から駐車場まで。 普段は誰かの目が届くところにいても、細切れの時間で一人になる時間は訪れます。「ちょっとだけなら大丈夫」という油断が、凄惨なストーカー事件へと発展してしまう可能性だってあるのです。 行動パターンの把握と待ち伏せ ストーカーは貴方に会いたい、思いを伝えたい、一緒になりたい、という感情を持っています。また逆に相手にされなかったから憎い、殺してやりたい、など明確な悪意を持っているステージまで進んでしまっている場合も。 連絡が取れなくなったり、突然姿を消してしまうと、ストーカーはどうしても貴方に会いたいと行動を起こします。 それこそSNSや学校、職場、電話帳など片っ端から情報を集めて、あなたの行動パターンやよく訪れる場所などを把握しようとします。 そしてあなたの行動パターンが把握できれば、待ち伏せに最適な場所と時間を決めて動きます。 情報はどれだけガードしても、流出してしまう場合はあっさりと流出してしまうもので、下手をするとストーカーが探偵を雇ってまでも貴方の行方を突き止めにくるケースまであります。 ストーカーの歪んだ想いは、どこまでもあなたを追いかけ続けてくると思っておいてください。 ストーカー被害に遭っていると知っている場合/知らない場合 このようにストーカーが貴方に接触を試みようとしてくるとき、ストーカー被害に遭っているのを、周囲が知っている場合と知らない場合では、自身の安全度が大きく変わります。 それは一人になる時間が圧倒的に少なくなるからです。 例えば駅まで徒歩や自転車で移動している場合でも、ストーカー行為に遭っていると周囲が知れば、一緒に同行してくれる機会も増えます。 また共通の知人などの場合は、あえて接触をしないように遠ざけてくれるよう配慮してくれるでしょう。 特に周囲に言い出しにくい、相談しにくい案件が職場の同僚であるケースを考えてみましょう。 周囲がストーカー被害に遭っていると知らなければ、職場で普通に接触しなければいけないときもありますし、上司や先輩である場合は立場を利用して二人きりになろうとすることも考えられるでしょう。 さらに職場の人間関係が悪くなるのを恐れて、周囲に相談がしにくいため危険が及びやすくなってしまいます。 この場合、職場にストーカー被害に遭っていると伝えて対処を申し出ていればどうでしょう。きちんと対応してくれる会社ならば、その件に関して調査が入りますし、当事者に状況の確認などをまず行うでしょう。 そして必要であれば異動や配置転換などの手を打ってくれるケースもあります。また会社としてだけでなく、同僚などが一人にならないように一緒に帰宅してくれるなどの配慮をしてくれる場合も。 周囲にストーカー被害に遭っているのを伝えるのは、非常に話しにくく負い目を感じてしまいますが、貴方は何一つ悪くありません。 こうして周囲に伝えておくだけで、ストーカーからの被害を防ぎやすい環境が作られるので、ぜひ周囲に味方を作っておきましょう。 ストーカー被害を素人だけで解決しようとしないで ここで少し話は脱線しますが、ストーカー被害を周囲に伝えるとたまに出てくるのが男気あふれる方。 「おれがなんとかしてやる!」と息巻いて、ストーカーを相手に説得を試みるケースが見られます。 こうしたストーカー被害の素人の介入は絶対にしてほしくないのです。それは間に入った人に「憎しみ」が向けられるケースが少なくないからです。 だからストーカー被害に遭っている方は ・誰からストーカーを受けているか ・なるべく帰宅時など一人の時間を作らないように同行して欲しい ・職場などの場合、異動などの配慮をして欲しい ・知られていない情報を渡さないで欲しい この4点のみお願いしてみてください。 そして「危険があるから絶対に説得などはしないで欲しい」とも併せて伝えるようにしてください。 事実、ストーカー被害者の相談を受けていた男性が、ストーカーへ説得を試みようとしたところ殺人へと発展してしまった事件があります。周囲に味方を作るために被害を認知してもらうのは大切です。 しかし被害を解決してもらうのは友人、知人、同僚ではありません。セーフティネットとして、まだストーカーのステージが低い内にできる個人的な対処法だと認識しておくようにしてください。 自ら安全な状況を作るように行動を心がけて なるべく一人にならない、家族や友人らとなるべく一緒にいるようにする、など自ら安全な状況を作るように心がけてください。 早めに警察が介入して警告などを出せるといいのですが、なかなか「警察」と聞くと踏み出せない方も多いのです。 その前段階として、周囲にストーカーから自らを守るためSOSを出してください。 ストーカーの被害や内容は異なります。警察に行ってもいいのかよくわからない、警察に言ったらストーカーから危害を加えられそう、など心配がある方は、適切な対処法などのアドバイスをさせていただきます。身の危険が差し迫っているときは、迷わず110番に通報してください。 どうか遠慮なくご連絡をお願いします。
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警告と接近禁止 ストーカー行為で覚えておきたい届け出
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 ストーカー行為に遭ったとき、ストーカー被害者は警察へストーカー被害にあった、と相談・申出をするのが被害をこれ以上大きくさせないための大切な一手です。 ストーカー行為に対しては、警察(警察本部長等)からの警告や、都道府県公安委員会からの禁止命令が出されることがあります。 そこで大半のストーカーは警告を受ける段階でストーカー行為をやめる場合が多いのです。それは社会的に逮捕歴がついてしまうのは、あなたへの付きまといをする、というもの以上に嫌なことなのでしょう。 さてここでストーカー加害者の立場に立ってみましょう。 ストーカー加害者は「相手が嫌がっている」「付きまといはしてはいけない」と理解しつつも「自分もこんなことをしていては苦しい、でもそれは貴方に分かってもらえないからだ」という考えに基づいた行動です。 ここでストーカー被害者が警察に届け出をしたとき、さらに加害者がストーカー行為を行うとどうなるのか見ていきましょう。 警察による手続き:警告 被害者が警察に申し出ると、警察(警察本部長等)が加害者に「これ以上繰り返さないよう」警告を出すことがあります。 ここでのストーカー行為は、メールや電話などを何度もすることや、待ち伏せ、しつこく付きまとうなどの行為が含まれます。これにはSNS上でのメッセージやコメントも含まれるようになっています。 だから被害者が「もうやめて」「近づかないで」「関わらないで」と言っているのにも関わらず、連絡を取りたい、会って話がしたい、としつこく付きまとうのはすでにストーカー行為なのです。 加害者にしてみれば、悪意がない場合もあって寝耳に水なのかもしれませんが、警告が出されている以上はもう関わってはいけません。 公安委員会による手続き:禁止命令 警告後もストーカー行為が続く場合などには、被害者の申出により、都道府県公安委員会が「禁止命令」を出すことがあります。 また平成28年の法改正により、警告を経なくても禁止命令が出せるようになり、緊急の場合は聴聞を経ずに出すこともできます。 禁止命令は、被害者に近づかない、連絡を取らないことなどを命じるものです。警告そのものに罰則はありませんが、禁止命令に違反すると罰則があります。 禁止命令の効力は1年間です。必要があると認められれば、聴聞を経て1年ずつ延長されることがあります。 ストーカー行為の代償は罰則が待っている ストーカー行為はそれ自体が犯罪で、警告の有無にかかわらず、証拠が揃えば逮捕されることがあります。禁止命令に違反した場合は、さらに重い罰則があります。 ストーカー行為をして警告や禁止命令を受けている。またはストーカー行為で逮捕されてまでも特定の相手に執着してしまっています。 ストーカーの心理状態もここまでくると、もはや被害者に対して明確に攻撃的な意思を示したり、被害者に味方する周囲の方に対しても攻撃的になります。 こうなると一刻も早くストーカーを逮捕するため警察へ相談しましょう。そこでストーカー行為の証拠があるかが調べられます。 そのため被害者は日ごろから、ストーカー被害に遭っている証拠を集めておくと後々非常にスムーズになります。防犯カメラの映像や、送られてきたメール、メッセージなどは証拠として保存しておくことをおすすめします。 ストーカー被害者は早めに警察へ相談を 以前よりもストーカーに関する世間的な認知も高まってきて、実際に凶悪な事件を犯すストーカーもニュースで散見されるようになっています。 そのためストーカーに関する相談は、以前よりも格段に警察に話を通しやすくなっています。お住まいを管轄する警察署へ相談に行ってください。また一人では不安、家族や知人にストーカー行為に遭っているのを知られたくない、という方は警察への付き添いや相談窓口の紹介などもさせていただきます。 警察ではどんな被害を受けているのか、状況、加害者の相手など必要な情報を確認されます。 怖い思いをして、必死に耐えてきたのにも関わらず、ストーカーを思い出すだけでフラッシュバックしてしまう方もいるかもしれませんが、必要な手続きですので少しだけ勇気を出してください。 ストーカー被害は一人で抱え込まないで ストーカー被害に遭っている、と相談すると「あなたにも悪いところがあるんじゃない?」「ストーカーに付きまとわれるなんて気持ち悪い」と被害者が心無い言葉を浴びせられるケースも目立ちます。 そんな言葉を浴びせてくる方はストーカー被害に遭ったことがない方であって、ストーカー加害者の本当の怖さを知らない人たちです。 ストーカー被害者は何も悪くありません。付きまとわれているとしても、原因はちょっとした接点だったり、ほんの少しの好意や親切心が大半です。 ストーカー被害者が被害を打ち明けると、「あなたも悪い」と周囲から言われてしまう、いわゆる二次被害のような状況。こんな状況に追いやってしまっては、ストーカー被害者が誰にも相談できず一人で悩みを抱え込んでしまう可能性もあります。 一人でストーカーの悩みを抱え込んでしまうと、必然的に1人での行動が増えてしまいます。また相談できず危険な状況に身を置かねばならない状況にもなりえます。 ストーカー被害に遭わないために、こうした状況は絶対に避けなければなりません。しかし周囲がそう考えてはもらえないケースも出てきます。 そんなときは公平な目でストーカーをジャッジできる、我々のような第三者の専門家へぜひ相談してみてください。学校の教師や、世話になっている友人/先輩などもいるでしょうが、こうした方は必ずしもストーカー行為の専門家ではないのです。 初期対応を間違えてしまうと、ストーカー行為がどんどんエスカレートし、素人が手におえる相手ではなくなってしまいます。ストーカーも段階を踏んでステージが上がってきてしまうのです。 こうなる前にいち早く警察に相談し、警告や禁止命令を求めて、手を打っておくべきなのです。もし近くに相談できる相手がいない被害者の方は、私までご連絡をいただければ、お話を伺って必要な手続きをするアドバイスをさせていただきます。 一人で悩んでいても何も解決はしませんよ。 またここを見ているストーカー加害者もいるでしょう。そんな方に私から一言メッセージを送りたいと思います。 ストーカーをしても貴方に何も利益とはなりません。 警告や禁止命令が出されているのに、会いたい、メッセージを送りたいという欲求が抑えきれない方も、一度私に連絡をしてください。あなたの気持ちに寄り添ってお話をお伺いしますよ。
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ストーカーの被害者と加害者、それぞれに違った治療が必要
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 ストーカー被害者や加害者、またはその関係者様と色々お話を重ねていく中で、何より優先すべきは被害者を加害者から守ることだと感じています。 これは当たり前なのですが、ストーカー加害者への対応が軽く考えられているケースが目につきます。 ストーカー事件で大々的にニュースになっても、皆さんがニュースなどで知るのはストーカー加害者が逮捕されるまで。 ストーカー加害者は逮捕されてそこで”終わり”ではないのです。被害者も加害者も、それぞれ違ったケアや支援を受けていかなければ、本当に事件が終わったとは言えないのです。 ストーカー被害者は、加害者を逮捕しても平穏な日常に戻れない ストーカー被害者は、日々続くストーキング行為に夜も眠れない日の連続。 また異常に神経質になってしまったり、精神的に参ってしまったりするケースもあります。 そこで例えば加害者を逮捕しても、長期間に渡り染み付いてしまった恐怖を、そう簡単に取り除けるわけではありません。 わずかな物音にも過敏に反応してしまう、電話やLINEが怖くて仕方がない。こうした症状が加害者逮捕後も続いてしまうのは当然です。 ストーカー事件などで大々的にニュースになり、加害者が逮捕されれば、ニュースなどでも「逮捕」という区切りがつくため関心は一気に薄れていきます。 しかしストーカー被害者の本当の戦いはこれからが正念場。加害者を逮捕して、そこからまたストーカー行為が始まる前の生活に戻るのは容易ではありません。 ストーカー被害者の心のケアが最優先 こうしたストーカー事件が起きてしまった場合、ストーカー被害者の心のケアが最優先です。 カウンセリングを通じて心のケアをし、職場復帰や周囲の環境を整えるなど、様々なミッションが待ち受けています。 そこでストーカー被害者が元の生活に戻れたとしても、実は被害者は大きな心配の種を抱え込んでしまっています。 それは逮捕された加害者の出所後。 「またアイツが現れたらどうしよう」 こうした心配事がある以上、被害者は真に安心した生活に戻ることはできません。また回復するまでの道のりにも、多くの時間やカウンセリングなどのケアを必要とします。 テレビなどで皆さんがご覧になる以上に、ストーカー被害者の心は蝕まれています。 ストーカー加害者の治療にももっと力を入れるべき ストーカー被害者のケアは十分に行政の力などをもっと入れるべきではないかと、長年のストーカー行為に関するご相談から感じています。 しかしもう1つ力を入れて取り組みたい問題があります。 それはストーカー加害者の治療です。 加害者は逮捕されて出所してから、また日常の生活に戻ります。ストーカー加害者に対しては、近年、治療やカウンセリングを促す取り組みがなされています。 ただ決して十分とは言えない状況です。 「自分がストーカー行為をしている」と加害者本人が自覚して、自分の行動を抑えないことにはストーカー問題の真の解決には至りません。 そのためにはストーカー加害者自身だけでなく、力を貸してくれる専門家の力が必要なのです。 凶暴化したストーカーは第三者の介入が必須となる まだ事件にまで至っていないストーカーの案件でも、行動がエスカレートして話が通じなくなってしまっている状況の加害者がいるでしょう。 「なんで思い通りにならないんだ」 「こんなに心配しているのに」 「自分の方があなたにはふさわしい」 周囲から、また被害者から何を言われても、こうした思いを曲げられません。 こうなってしまえばいつ凶暴化して、危害を加えるようになるかわかりません。ニュースなどで取り上げられるのは、このように加害者が凶暴化してしまったときなのです。 しかしこれでは遅すぎるのです。こうなる前にストーカー加害者を止めるしか、被害を防ぐ方法はないのです。 こうした状況では第三者の介入が必要になります。しかもストーカー加害者の心理がわかる、専門家の手によって対策を講じるべきなのです。 友人や会社、その他の第三者に助けを求めた結果、逆に加害者のストーキング行為を暴走させてしまう可能性すら捨てきれません。 ストーカー加害者にも救いの手を 元々ストーカーリカバリーサポートは、ストーカー加害者や関係者のケアをするために設立された機関です。 恥ずかしながら私自身が、元ストーカー加害者であることはホームページにもご紹介させていただいています。 元ストーカー加害者だからこそ、ストーカーの心理が手に取るようにわかります。ストーカーは自分一人の力で立ち直るのは非常に難しいのです。 ストーカー加害者は「ストーカー」だと自分自身で気付いていません。それを更生させようというのですから余計に一筋縄ではいかないものです。 しかしストーカー加害者を治療して更生させていかなければ、また同じことを繰り返してしまう可能性は否定できません。 人に危害を加えているという観点では、ストーカー加害者が悪い!というご意見もたくさんいただきます。でも加害者でも治療を受けて更生させていかなければ、ストーカー事件の本当の解決にはならないのです。 もし友人や知り合いがストーカー加害者になっているかもしれない、と感じている方。 ストーカーリカバリーサポートの守屋までぜひご連絡を。まだストーカー行為が種や小さな芽である内に対処すれば、大きな事件への発展を防げる可能性が高まります。 被害者と加害者を同列で見てはいけないのは重々承知しておりますが、加害者にも治療の手を差し伸べてあげられるように、助力させていただきたいと常々感じております。 お気軽にストーカーリカバリーサポートまでご連絡、ご相談をお願いします。あなたの身近な人がストーカーの被害者や加害者にならないために。
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ストーカー被害は他人事ではない!危険な目に合う前に
ストーカーリカバリーサポートの守屋です。 フェイスブックやTwitterは日々更新されておりましたが、ブログの更新ができておらずご迷惑をおかけしました。 しかしフェイスブックやTwitterではなかなか伝わりにくいことや、ストーカー被害者様の救済、加害者の更生などこちらのブログでも発信をしていきたいと感じています。 さてストーカーリカバリーサポートでは皆様からのお問い合わせ、ご相談を日々受け付けております。 まずストーカー被害に遭ったとき、行動を間違えてしまうと加害者をさらに刺激してしまい状況が悪化する可能性もあります。 ストーカーの6割は知人 あなたも他人事ではない ストーカー行為をする人の多くは、被害者の知人や元交際相手と言われています。 元恋人だったり、お店の常連だったり、接点があるあらゆるところからあなたがストーカー被害者へとなってしまうケースがあるのです。 世の中の事件のイメージで考えると、恋人同士や元夫婦といった方ばかりがストーキング被害に遭われていると思われがちです。 しかし決してこうした関係だけでなく、誰しもがストーカー被害者になりうる可能性を持っています。 ストーカー被害は、じわじわと生活の中に食い込んできて、さらには被害者の心を削り取っていきます。 小さな物音にも敏感になり、常に人の視線が気になる、メールや電話、SNSのメッセージなどを開くのが恐ろしくなってしまいます。 「ストーカーに遭っている?」と少しでも感じられれば、まずは自衛が大切です。平穏な生活を守るためにも専門家の手を借りつつ、自分でできる自衛手段は取れるように対策しておきましょう。 しっかりと拒否する姿勢を見せる ストーカー被害が始まった、と感じれば被害者である方はそこに「嫌悪感」しか抱きません。 そこであなたのその行動で非常に迷惑しているからやめて欲しい、ときっぱりと拒否する姿勢を見せてください。 ストーカー加害者が知人であるケースが非常に多いので、メッセージのやりとりなどをしていた仲であるケースも多いでしょう。 こうしたメッセージで伝えるのが安全です。直接会って伝えたり、知り合いに説得を頼んだりするのは、かえって危険なことがあるので避けましょう。 とにかく大切なのは、ストーキング行為は迷惑だからもうやめて欲しいと、はっきり伝えることです。 はっきり自分の意思を伝えたのにも関わらず、さらにストーキング行為が継続すれば、ストーカー規制法に抵触するおそれがあります。すると警察にも動いてもらいやすくなるのです。 必ず”ストーカー行為をやめるよう”意思表示をしてください。 日本人特有の「事を荒立てない対応」はNG! 日本人特有とでも申しましょうか。事を荒立てずに「なぁなぁ」で終わらせようとする感覚は私にもわかります。 しかし一方的にメッセージアプリなどで好意を伝えられ続けて、会いたいと言われているストーカー被害者も多いはずです。 そんなとき ・今日は都合が悪い ・体調が悪い ・仕事だから会えない と、のらりくらりとかわすような対応は逆に危険です。 ストーカー加害者は自分の都合のいいように考えてしまいます。 都合が悪くなければ大丈夫。体調がよくなれば大丈夫。体調が悪いなら看病してあげよう。仕事で会えないなら仕事場に行けば会える。 このように被害を受けている方からは理解できない考え方で支配されてしまっています。日本人特有の事を荒立てない対応は避けなければなりません。 メッセージを完全にブロックするのは逆効果 ストーカー被害のキッカケとして、SNSやメッセージアプリに執拗にメッセージを送るケースがあります。 被害を受けている方からすれば迷惑以外の何物でもありません。 しかしそこで一方的にメッセージをブロックしてしまうのは得策ではないのです。 それはメッセージ機能が唯一の接点だったのに、その接点が無くなってしまうと、あらゆる手段を使って接点を作ろうとします。 例えばフェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSアカウントを遡り、よく立ち寄る場所で待ち伏せする、会社に来てしまう、などの行動へと移り変わってしまいます。 こうなるとストーキング行為のステージが1段上がってしまいます。このようにステージが1つ1つ上がってしまい、最終的に被害者に攻撃をするようになってしまいます。 メッセージに安易に返信してはいけない では来てしまうメッセージに対してどうすればいいのか。このメッセージには安易に返信してはいけません。 返信をするとストーカー加害者は、メッセージのやり取りができた、相手も自分に好意を持っている。と曲解をしてしまいます。 そのためメッセージが来ても安易に返信をしないようにしましょう。 しかしストーキングの加害者をずっと放置してしまうと、メッセージでは連絡が取れないから他の手段で接触をしようと考えるようになります。 返信をする場合は、先に警察に相談し、送る内容も相談したうえで、たとえば次のような内容にとどめましょう。 「付きまとい行為に迷惑をしています。一切の接触はしません。やめてください。」 という内容を送りましょう。 証拠として異常なメッセージの数や内容を警察に提示して警察が動けば、加害者には警告がなされます。 この警告がされると多くのストーカー行為は収まってくれます。ストーカーとて人間ですから、逮捕や、社会的地位を失う行動は嫌がるケースも多いのです。 付きまといや無言電話、家にきてしまうなどの迷惑行為は記録を 警察からの警告を無視して、なおストーカー行為が継続してしまう場合はストーキングのステージが上がっていると考えてください。 そこで警察や専門家との相談は継続しながら、実際に受けたストーカー行為を記録して自衛するようにしましょう。 アプリなどのメッセージはもちろん、無言電話の回数、家に押しかけてきた回数や状況などを記録するのです。 このとき監視カメラが非常に役に立つので自分の持ち出しにはなりますが、後々警察へ被害を相談するとき強力な証拠になります。 平成28年の法改正で、自宅の近くをうろついたり、SNSなどへメッセージを頻繁に送り続ける行為もストーカー行為として認められるようになっています。 […]
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