ストーカーに効く言葉は何?どう言えば辞めさせることができる?

ストーカー被害を受けている方の中には、いつ連絡がくるか、どこで監視されているのか、と不安で夜も眠れない状況に追い込まれてしまっている方もいるかもしれません。

普通の生活を簡単に奪ってしまうストーカー行為。これはもはや許されることではありません。

そんなストーカー加害者は顔見知りや元交際相手などの、もともと近しい関係にあった人がなってしまう比率が高いんです。

  • そこでストーカーをなんとか辞めさせたい!
  • ストーカーになんて言えば辞めてくれるんだろう?
  • 何を言えばストーカーに効くんだろう?

と悩んでいるストーカー被害者の方も多いでしょう。

ストーカーに効く言葉、というものがあるのか、見ていきましょう。

ストーカーが聞き入れる言葉はないと思った方が良い

いきなり身も蓋もありませんが、有る程度ストーカーの段階が進んでしまった相手には、聞き入れてくれる言葉はないと思った方がいいでしょう。

だって「ストーカーを辞めてください」「もう付きまとわないで」「LINEを送ってくるのはやめて」と言って、これまで言うことを聞いてくれたでしょうか。

伝わっているのならばとっくに伝わっていますので、ストーカーが素直に聞き入れてくれる言葉はまずありません。

ストーカーに効く=ストーカー行為をしてほしくない意思表示をする

ここでストーカーに対する言動を確認していきましょう。

まずストーカー行為をしてほしくないのに、あなた自身がのらりくらりと明確な意思を示さず逃げ続けているだけではいけません。ストイーカー行為をしてほしくないという明確な意思表示が必要です。

これは後々警察等に相談するときにも大切になってきますので、形に残しておきましょう。日々受けているストーカーを日記のようにつけておくのも有効です。

ストーカーは「自分が正しい」と信じて疑わない

さて、ストーカーに効く言葉はないのに、なぜ意思表示が必要なのでしょうか。

あなたが「嫌だ」と言っているのにも関わらず、繰り返し接触をしてくるストーカー。ストーカーは自分の行動が間違っている、ストーカー行為を行っている、とは全く思っていません。

自分が正しいと信じて疑わないんですね。「こうするしかない」という頭の中になっています。ストーカーがエスカレートすればするほど時間帯や回数が一般的な常識を大きく外れてきてしまうんです。

LINEが何百件、電話が何百件、など異常性を感じるようになっていきます。

「そのうち収まるだろう」

とタカをくくらず、ストーカーを辞める意思表示をした上で、ストーカー行為を繰り返してくる、という誰が見てもストーカーを受けているという状況を作っておくのが得策なんです。

※本来ならばもっと早い段階で警察や専門家への相談をおすすめしています。

ストーカーに言ってはいけない言葉

ここでストーカーに言ってはいけない言葉もあります。

ストーカーは好意から始まる場合が多いので、すぐに殺されてしまったりするような事件には発展しません。しかし何度もきてしまうストーカーに恐怖を抱き、パニックを起こしてしまうときもあります。

激しく罵るような言葉や、感情的に喚き散らしてしまうのはストーカーに言ってはいけません。

なぜなら、その言葉を聞いてストーカーが「こんなに好きなのに、なんで応えてくれないんだ!」という感情に変わるからです。

「好意」から「憎悪」へと変わるんですね。好きの裏返しは嫌い、憎い、というように「好き」が強すぎるストーカーだからこそ、反動も大きくなるんです。

ストーカーを辞めて欲しいときに伝えるべき言葉や対応

ストーカーを受けて困っているのであればまず

  1. これ以上こられても、期待に応えられないし迷惑に思っている
  2. 連絡をしてこないで欲しい
  3. あなたの行動によって日常生活に支障が出ている
  4. 押し掛けや電話、メールが続くなら警察に相談しなきゃいけなくなる

「だから辞めてください」

と、冷静に、かつ、しっかりと伝えなければいけません。

ストーカーにとって一番嫌なのが警察の介入や家族、職場へバレることです。「これ以上あなたの意思でストーカー行為を続けるならば、警察へ相談しますよ」という最後通告いをしておくのです。

これで引き下がってくれるストーカーがかなり多いのも事実ですね。たださらに続くようならば警察へ相談して警告や接近禁止命令を出してもらうようにします。

これでさらにストーカー行為を辞めさせられる可能性が高くなります。

 

あくまで一例であり、対応方法やストーカーの進行度合いによって適切な言葉や対応は変わってきます。

注意していただきたいのが、こちらをすべて鵜呑みにしてしまうのはちょっとおすすめができないケースもあるんです。状況によって大きく変化するデリケートな部分でもありますので、身の危険を感じているならば迷わず専門家へご相談を。

ストーカーリカバリーサポートでも24時間お電話で相談を行っておりますので、ご連絡ください。