最近ではSNSを利用したネットストーカー、と言われるストーカーが増えている傾向にあります。
インターネット全盛の時代で、下手をすると小学生でもスマートフォンを持っている時代ですから、それも頷けます。
古い人間からすればストーカーと言えば、職場の前で待ち伏せたり、執拗に電話をしたり、いつのまにか住所を掴まれていて外に立っていたり、といった話を想像します。
しかし今ではアイドルや芸能人でさえ、簡単にSNSで繋がれる時代。まして全然知らない人相手でも、SNSで見かけただけの異性に好意を寄せてストーカーを始めてしまう人もいるくらいです。
このネットストーカーに対しては複数のSNSアカウントを使い分けて、見られても良い情報、見られては困る情報を分けておくのも自衛手段の1つです。
本アカウント、いわゆる本アカ、と呼ばれるものでは、日常生活や友人、家族とのインスタやツイートなどをしている方も多いと思います。基本こういう日常生活をさらけ出している可能性のあるアカウントについては、鍵をかけて知り合い以外からは見られないようにしておきましょう。
以前鍵アカのフォロワーにも、ストーカーが紛れ込んでいるお話もさせていただきましたが、これは稀なケースです。
気を付けるに越したことはありませんが・・・
またキラキラした写真を投稿したい、SNOWなどで加工した写真で「いいね」が欲しい!という方は、そのSNSの投稿から、自分の身元が割り出されないように注意して投稿をしてください。
生活圏にあってよく立ち寄るコンビニや、会社の中、まして自宅などはもっての他です。
写真映えのする飲食店や、撮影スポット、旅行先など、普段の自分の生活とはおよそかけ離れたところでの写真や、場所が分からないように自撮りをするなどの工夫をするようにしましょう。
今では背景だけをボカしたり、写真の修正もスマホですぐにやれるようになっています。
SNSをつかいこなしている世代の方々は、むしろ私よりも詳しいくらいでしょう。
外に出てしまっては困る情報や、自分につながる可能性のある写真はくれぐれも気を付けるようにしましょう。
SNSで、たった1つのアカウントをずっと追ってみると、特定の場所からの投稿が多かったり、ある程度の生活エリアが絞り込まれてきたりもするものです。
みんなで情報や写真を共有して、楽しいはずのSNS。これが恐怖の引き金とならぬよう、自衛をしていただくようよろしくお願いいたします。