ストーカー被害に遭っている、という被害者がいる中で、ストーカーに家まで知られてしまっているケースもあります。
例えば会社の同僚だったり、なんらかの偶然で住所をストーカーに突き止められてしまったりしたら生きた心地がしませんよね。
ストーカー被害者の方が、もし加害者に家バレしてしまったとき、どんな対処法をとればいいのか、見てみましょう。
ストーカーに家バレしたらストーカーはまず何をする?
ストーカーが相手の家を知る方法はたくさんあります。近しい人ならば職場や学校などの情報を抜き取る、またSNSなどで行動範囲を特定して調べてくることもあります。
もし不幸にもストーカー相手に、家バレをしてしまった場合、ストーカーは何をしてくるのでしょうか。いきなりストーカーが家に乗り込むなどという大胆な行動に出るケースは少なめです。
ストーカーが家を突き止めると、まずあなたの行動パターンを把握しようと近くで張り込んだり、在宅状況の確認、家族の同行の確認などを行います。
家バレしていることを気付かせようと連絡をとってくる
ある程度行動が掴めてくるとストーカーは次の段階へ。
家バレしていることを、あなた自身に気付いてもらおうと連絡をとったり、偶然を装って自宅周辺で待ち伏せなどをしてきます。
ストーカー被害者にとってはたまったものではありませんが、少しでもあなたに存在を気付いてもらおうと加害者も必死です。
ストーカーされている!?思い当たる節があれば行動が調べられていると心得よ
- やけに家の近くで遭遇する
- 帰りの電車やバスでいつも偶然顔を合わせる
など、知らぬ間に「偶然」が増えてきたら要注意のサイン。偶然出会う確率が高すぎる、なぜかいつも顔をあわせることになる、など、思い当たる節があれば、すでに行動は調べられていると考えても良いでしょう。
ストーカーに家バレしてしまったら防犯カメラの設置で証拠集め
もしストーカーに家バレしてしまったら、防犯カメラを設置するのがおすすめです。それに合わせて照明なども忘れずに。
家の周囲に防犯カメラがあるだけでも抑止力になりますし、カメラで見張りや家の回りで何やら調べているような様子が撮影できれば、それは警察などへ相談するときの大きな証拠となるためです。
もちろんこうした場合に、メッセージなどもきていればしっかりと保存、紙にプリントアウトする、などの準備を抜かりなくやるようにしてください。
早期の警察への相談や警告発出でストーカーを諦めさせよう
家バレしてしまっていると、何が起こってもおかしくありません。家に1人でいる時間を狙われてしまえば、容易にあなたに近づくことができるでしょう。
そのためにも早めの証拠集めや警察への相談、警告の発出などができるように手を打っておきたいものです。警察が介入することでストーカー行為を諦める場合も少なくありませんので、なるべく早め早めに対策しておくのがおすすめです。