お付き合いを始めてみたら「ストーカーっぽい」上手な別れ方はあるの?

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

男女がお互いに惹かれ合い、お付き合いを始める。ごくごく自然な一般的な恋愛なんですが、このような経験はありませんか?

「人柄に惹かれてお付き合いを始めてみたけれど、付き合いが進むにつれてストーカーっぽい言動が出てくるようになった。」

実はこういうケースは意外と多く、お相手の本性が見えないままお付き合いが始まり、時間の経過とともにいわゆる本性が見えてくる、というものです。

こんな人だとは思わなかった、と一気に幻滅してしまう瞬間ですよね。

さてそんなストーカーっぽい言動があることに気付いてしまった場合、いざ別れを告げるときには注意が必要。上手な別れ方ってあるのでしょうか。

フェードアウト、音信不通の別れ方はストーカーが助長する

お付き合いをしている相手に冷めてしまったり、とある出来事が原因で嫌いになってしまうケースは少なくありません。

そんなときに少しずつ存在を消していくフェードアウトや、ぷっつりと連絡を絶つ音信不通(カットアウト)を選択する人がいるかもしれません。

しかしこの別れ方はもし相手がストーカー気質を持っているのであれば、ストーカー行為が助長してしまう原因となります。

逃げるものを追いたくなる、自分に関心を向けて欲しくなる、というのがストーカーの基本的な思考なので、逃げれば逃げるほど執拗に追いかけてきます。

他に好きな人ができた!という別れ方はダメ

「他に好きな人ができたから別れて欲しい」という言葉も、カップルが別れるときの代表的なものです。

でもストーカー気質の彼/彼女相手にこの言葉は使ってはいけません。仮に本当に好きな人が別にできたとしても、です。

その理由はストーカーの思考は「他に好きな人ができたなら、その人を排除すればいい」という考え方なのです。そのため自分だけでなく、その「好きな人」に対しても危険が及ぶケースもあるんです。

ストーカー気質のある彼/彼女と上手に別れるにはきちんと話をするのが大切

お付き合いをしてみてストーカー気質を感じて、恋愛感情が無くなってしまったような場合。上手に別れるためには何をすればいいのでしょうか。

まず一番大切なのが、きちんと話をすることです。

  • もう気持ちがないこと
  • ストーカー気質を改善しても元に戻れないこと
  • きっぱり別れたいこと

この3つを必ず伝えましょう。言いにくいかもしれませんがこれをきちんと伝えるのは非常に大切です。

自分の気持ちが冷めてしまったことと感謝をしっかり伝えよう

もう今後お付き合いを続けていけない、と別れを告げるときに一方的に罵倒などは絶対にしてはいけません。

これで最後だ!とばかりに不満を全部ぶちまけてしまっては相手を傷つける結果にもなりますし、さらにそれが原因でストーカーへと変わってしまうケースもあるからです。

好きになってくれてありがとう、こちらも好きでいられたことは幸せだった。でも気持ちが離れてしまって今後一緒にはいられないし元には戻れない。

という内容の言葉がいいでしょう。

ストーカーであれば、これでもおそらく引き下がらず、なんとか接点を保とうとします。

しかしきちんと別れと感謝を告げることで、必要以上にストーカーをパワーアップさせることもありません。

ここで本物のストーカーに変貌してしまった場合は、ストーカーに関する対策を講じる必要があります。

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別れた後に連絡がきてもついつい返事をしてはいけない

すんなり別れ話が決着した後でも、ちょこちょこ連絡を入れてくる相手がいます。お付き合いを復活させたい、復縁したい、という執着が表れています。

またブロックなどをして連絡をシャットアウトしてしまうのもストーカー相手には危険な行為となるのでこちらも注意しましょう。

さて話は戻りますが、なぜか別れた後にも連絡がくる場合、何を考えているのか見てみましょう。

  1. 本当に友人関係を続けたい
  2. 都合のいい関係を築こうとしている
  3. あなたに執着している

この3つが大半でしょう。

1ならばいいのですが、こうした人は非常にまれです。2と3である場合は、連絡が帰ってくると「脈あり」ととらえられてしまうので、復縁を望んでいなければ返事をしないのが賢明です。

ストーカー彼/彼女と綺麗に別れるために

ストーカーっぽい言動が目立つ彼や彼女と別れるためにはいくつか注意するポイントがあります。

くれぐれもフェードアウトやカットアウトなどをしないようにしましょう。逃げれば逃げるほど、追いかけてくるのが目に見えています。きちんと別れと感謝を告げて、怨恨を残さず綺麗にお別れができるといいですね。

仮にここでストーカーへとなってしまった場合には、また違った対策が必要となるのでその後の動向は注視しておきましょう。