ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
これまでたくさんのストーカー被害者の方から、相談を受けてきましたが、話を聞いていくと必ず出てくるのが、被害者なのにも関わらず周りからかけられる「心無い言葉」。
認識の違いやストーカーに関する知識の欠落によって、こうした心無い言葉をかけてしまう人がいます。
ストーカーされてる方も悪いところがあるんじゃない?
まずストーカー被害に遭っている人に対して、「ストーカーされている方にも、その原因がある」とする言葉。
- どこかにストーカーがつけいる隙がある。
- 押しに弱そうに見える。
などの言い分があるのかもしれません。
しかしまず言いたいのは、ストーカー被害に遭っている人に非はありません。
例えばモデルや芸能人など、表に出る職業の方は、必然的に一方的な好意を寄せられやすくなる可能性は高くなります。では表に出る職業を辞めればいいのでしょうか。ストーカーを予防するために、仕事を辞めればいい、という理論は筋が通りません。
またSNSで発信している人もたくさんいますよね。
そのSNSでの発信から、ネットストーカーの被害に遭う人もいます。
しかし楽しい投稿や、いいねをもらいたくてがんばっている人もいるはず。これまでにたくさんのフォロワーを獲得してきた方もいるんじゃないでしょうか。
それをストーカーのために、自分がこれまで築き上げてきたモノを手放すのは理不尽と言わざるを得ません。
ストーカーを受ける方ではなく、ストーカーをする方に原因があります。
SNSをやめればいいのに
今や多くの人がアカウントを持っているSNS。インスタグラムやツイッターなどは複数のアカウントを持てることから、仕事用やプライベート用として使い分けている人も少なくありませんよね。
そのSNSを通じてネットストーカーへと変貌してしまうひともいます。
SNSでのストーカーに遭っているのなら、SNSをやめればいい、という人もいます。しかしこれは間違い。
一度ストーカー化してしまったらSNSをやめればそれでおしまいではないんです。接点がSNSのみであった場合には、危険なストーカーならば別の手段を講じようとします。
さらにはSNSでの投稿やフォロワーなどを、そのために捨ててしまうのはやはり惜しい気持ちは残ります。
引っ越せば大丈夫でしょ
付きまといなどを行ってくるストーカーに対して、安易に引っ越しをすすめる人もいるようですが、これも場合によっては徒労に終わる場合も覚えておきましょう。
かなり遠い距離や外国ならば「大丈夫」かもしれません。(それでも断定はできません)
しかし付きまといをしてきて、さらに引っ越しを考えるレベルまで状況が悪化しているのであれば、生活の全てを犠牲にしなければいけません。例えば職場や学校、友人などを全て失う可能性もあるんです。
近距離で住む場所だけを変更してきたところで、ストーカー化した彼らの執念は相当なものです。
状況によって最適な対処方法は変わる!
状況によってストーカーに対する対処方法は変化します。
私たちがストーカー被害者や加害者とこれまでたくさん関わってきた中で、周囲の心無い言葉に振り回されて身も心も疲弊してしまうことを非常に危惧しています。
ストーカーの案件はそれだけ簡単ではなく、距離を置けばいい、何かをやめればいい、という単純なものでは解決できない場合が多いのです。
こうした「心無い言葉」を言われてしまい、身動きが取れなくなっているストーカー被害者の方。今の状況を抜け出したいのならば、まずは専門家へ相談をしてみませんか?
ストーカーリカバリーサポートでは24時間相談を受け付けていますので、気軽にご利用ください。
ストーカーリカバリーサポートへのメール、問合せ
※こちらに電話番号も記載がございます。