ストーカーとの戦い方はあるのか?必要な道具や準備

毎日メールやLINE、SNSでのメッセージ。はたまたプレゼントや付きまといなど、ストーカーを受けている被害者。

おそらく最初は「放っておけばそのうち収まるんじゃないか」と考えていた人がほとんどではないでしょうか。しかい日に日に悪化していく事態に焦りを感じているストーカー被害者の方もいるでしょう。

泣き寝入りは許せない!

ストーカーはやってはいけない!

と、ストーカーと戦う決意をしたあなた。正しいストーカー加害者との戦い方は何をすればいいのでしょうか。またストーカーと戦うために必要な道具、準備、心構えなどをみていきたいと思います。

ストーカーに対して私刑をしてはいけない

ストーカーを腕っぷしの強い友人数人でとっ捕まえて、私刑にする・・・そのストーカーの情報をSNSなどで拡散する。など、たしかにストーカー加害者をやっつけたことにはなりますが、こんなことはやっちゃいけません。

気持ちの中では本当にそうしてやりたい!と思っている方も少なくはないと思いますが、これでは自分が犯罪を犯してしまうことになります。

ストーカーと戦ったりストーカーを撃退したりするためには、冷静に然るべき方法で戦わなければいけません。何せ被害をこうむっているのはあなたですから、被害をきちんと残しておいて警察に届け出る。これが正しいストーカーとの戦い方なのです。

ストーカーから身を守るのは記録だ!

ストーカーから身を守るために、ストーカーとの戦いに武器となるのがズバリ記録です。

何をされたのか、どんなメッセージを送られてきているのか、どれくらいの期間、頻度で続いているのか・・・考えるのもうんざりしてしまうほどかもしれませんが、警察に被害を訴えるときに、ものすごく重要な証拠となります。

その記録が多ければ多いほど、また客観的であればあるほど強い武器となってストーカーから身を守る武器となってくれるでしょう。

ストーカーとの戦い方!メッセージやLINEは印刷すべし

ストーカーと戦うために、証拠を残していくようにしましょう。

警察への証拠提出の際に非常に大切なのが、LINEやメッセージ、SNSの書き込みなどを紙に印刷することです。

このとき

  • 書き込みの部分
  • 日付
  • 文章の内容が確認できるURL

を印刷しておくのがポイントです。

いざ警察へ通報、相談しようと思ったときに、それまでのメールやLINE、掲示板への書き込みをまとめて印刷するのはものすごく大変になりますので、見つけたら1つずつ証拠を積み重ねるように印刷しておくと楽です。

スマホ画面を見せるだけで証拠となればいいんですが、なかなかそうはいかないようです。

ストーカーとの戦い方!防犯カメラは設置して損はない

自宅にまで押しかけてきたり、ポストにヘンなものを入れられているような場合では、防犯カメラの設置をおすすめしたいと思います。一定時間映像は録画されていますので、それらを別のHDDなどへ保存しなおして、付きまとわれている証拠を確保しておきましょう。

場合によってはカメラが設置されているだけで、その存在が押しかけの抑止力になるケースもあります。

ストーカーとの戦い方!日記などの記録も重要

出先や立ち寄り先へ先回りしているストーカーもいるでしょう。また会社内などで、どうしても接触が避けられないというストーカーもいます。こうした場合で客観的な記録(映像やインターネットなど)が取れない場合は、日記などで、いつ、どこで、何をされたのか、をきっちり記録しておくようにクセを付けてください。

ストーカーとの戦い方!警察へ相談しておく

警察はストーカーに対して、注意や接近禁止命令などを出せる唯一の機関です。

そのためストーカーの被害に合っていると相談に行って、実績を作っておくのが最善です。

ストーカー行為を警察に相談したときの手続きについて

ストーカーから最終的に身を守るは自分自身

ストーカー被害の記録をしっかり保全しておけば、警察へ相談に行くときや、ストーカー行為が刑事事件などへ発展してしまった際にも有力な証拠となりえます。

しっかりと記録を揃えて、ストーカーを止めさせるように対処していきましょう。

しかし押しかけなどによって、傷害、殺人へと発展してしまった凶悪なストーカー事件もこれまでに発生しています。なるべく一人にならない、家にはドアチェーンをかける、SNSで居場所を特定できるような投稿をしない、など基本的なことに気を付けて生活をするようにしてください。

ストーカーと戦うためには何よりも記録を取っておくことと、それを警察へ証拠として提出することが大切になります。

警察への同行やアドバイスなども、ストーカーリカバリーサポートでは行っておりますので、もっと詳細をお聞きしたいという方はぜひお電話やメールをいただきたいと思います。