ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
ストーカー被害を受けている方の中でも、自分ひとりで抱え込んでいる方も少なくないでしょう。
周囲の友人や職場の上司に相談をしたり、こと警察に相談したりすると、騒ぎが大きくなってしまうためですね。そうしたことを嫌う人も少なくないのです。
ただLINEや着信が鳴りやまない、といった被害に頭を悩ませているのも事実でしょう。
さてそんなときにふと頭をよぎるのが「警察」です。
実際ストーカーがどのような言動を取ってきたときが警察を介入させるべきタイミングなのでしょうか。
ストーカーに警察を介入させるタイミングは一定ではないのに注意が必要
ストーカーはレベルに応じて危険度が変わっていきます。
その危険度が上がっていくにつれて、警察を介入させた方が良いのは間違いありません。しかしその警察の介入タイミングはズバリここだ！という明確なラインが一定ではないのです。
そのためある程度一般論に終始してしまうのはご容赦ください。
傷つけるような危険な言動が出てきたら警察介入させるべき
脅迫のような危険な言動が出てきた場合では、迷わず警察に介入をお願いするタイミングとなります。
例えば
「殺す」とか「めちゃくちゃにしてやる」のようなワードが出てきたら要注意。
明らかにあなたに対する好意が悪意へと変わったら、これを見過ごすわけにはいきません。
あなたに恋人ができたとか、着信拒否、SNSのブロックなどをした、など色々な要因がきっかけとなります。
好意から悪意に変わった瞬間、ストーカーには善悪の区別がつかなくなっていると思え
- もっとあなたのことが知りたい
- あなたに好意を抱いている
- 未練がある
おそらくストーカー加害者は、このようにあなたに対する好意からスタートしているケースが多いのです。
そんな好意を寄せている相手が何かしらの変化により、それをしった加害者が「裏切られた！」と強烈な怒りや憤りを覚えた瞬間、好意が悪意に変わってしまうケースがあります。
こうしてストーカーのレベルが上がってしまうと「自分のものにしたい！」としか考えられなくなってしまいます。
こうなると善悪の区別が後ろに隠れてしまってどんな行動を起こすか分からなくなってしまいます。
常にストーカーはこのようになる、と考えておいた方が良いでしょう。
そのため「危険なワードが出てきた」ら警察に行けば大丈夫。と考えるのも危険なのです。