ストーカー行為をやめた瞬間ってどんなとき?

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

ストーカー被害者にとっては「本当にやめて欲しい!」と常々考えているでしょう。しかしこれがなかなか収まらないものです。

ストーカー被害に悩まれている方にとっては、ストーカーの加害者が、ストーキング行為をやめた瞬間について、どんな心理状況なのかを知りたいという方も多いはずです。

一般論にはなってしまいますが、いくつか事例を紹介したいと思います。

ストーカー行為をやめた瞬間:警察からの警告

ストーカー行為をやめた瞬間、というのはやはりストーカー行為に対する代償があまりに大きいと知ったときです。

例えば逮捕などをされてしまえば会社や家族にもバレてしまうでしょうし、それだけならまだしも、解雇や離婚など、社会的なダメージを負う結果になってしまうかもしれません。

そんなときにはさすがのストーカーもちょっと立ち止まって考えるんです。

警察から警告を受けて、さらにストーカーを繰り返してしまい逮捕までされたらたまったものじゃない、と思えばストーカー行為は治まります。

ストーカー行為をやめた瞬間:治療をした

ストーカー加害者の中にも、ストーキングをしているから治療へ行くように説得をされ治療を受けてくれる人もいます。

その治療が成功したとき、「ストーカー」を認めることができ、脱却できる加害者もいます。

ストーカーが自発的に「やめる」のはほぼないと思っていい

実はストーカー行為をやめた瞬間はほとんどがこの2つでしょう。

加害者自らストーカー行為に気付き、ダメだと認識し、ストーキングをやめる、というケースはほぼ無いと言ってもいいでしょう。

ここのところ、殺人事件に発展するような凄惨なストーカー事件は随分おさまっているイメージですが、小さなストーカーの案件は非常にたくさんあるんです。

加害者と被害者の間に入り「盾」に

ストーカー加害者に対して、やはり治療が必要でしょう。ただすでにストーカー被害を受けている方にとっては、そんな時間は待てませんよね。

そのため専門家を間に入れて、一時的に矛先を我々のような機関へと孵るのも1つの手です。

もちろん加害者への電話連絡や、管轄の警察とも連携をとり、被害者の方を守る「盾」となります。

こうした対応は、やはり餅は餅屋。自分で気付けないストーキング行為だからこそ、対応はお任せいただけたらと思います。