ストーカーをリスクからポイズンへ移行させないために

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

ストーカーの段階についてお話をさせていただいた記事

ストーカーの段階と言動を確認しておこう

こちらで、ストーカーの危険度には段階があることを説明させていただきました。

そこでストーカー行為が始まるときの第一段階、リスクについて解説をしていきたいと思います。このリスクとなったときに、さらに段階を上げないために必要な対策ややってはいけないポイントなどをチェックしていきたいと思います。

リスクとなったストーカーの言動

まずはリスクとなったストーカーの言動について見てみましょう。

  • 頻繁に「会いたい」とメールと送ってくる
  • 別れたくないと何度も何度も追いすがる
  • やり直して欲しいと復縁を迫る

これらの行動が特徴的です。

もちろんうろつきや待ち伏せ、何十回何百回にもわたる電話やメールなどをしてきますが、主に元の関係を修復しようという内容の連絡が主です。

ストーカーに対してやっておくこと

さすがに毎回毎回待ち伏せをされたり、自宅の周囲をうろつかれてはたまったものではありません。

そこで必要なのは自分の意志をしっかりと伝えること。

例えば別れ話の後では、なんとなくはぐらかしながらフェードアウトを狙うと、いつまでもストーキングが続く原因にもなります。そこでハッキリと、かつ、感情的にならずに伝えるのが大切です。

「もう好きではなくなったから別れて欲しい」

「あなたの行動に迷惑をしているから会えない」

を伝えます。

ストーカーにすれば、こうした拒否をされることすら貴方との関係をつなぐ事柄だと感じています。

拒否ですら「ご褒美」のような感覚になってしまっていますので、これを伝えたから大丈夫というわけではありません。かならずストーカーをされた記録を付けておくようにしましょう。

合わせて一人では行動しない、必要ならばストーカー対策の専門家へ相談する、警察へ相談する、など対策を講じてください。

いきなり警察へ行くのはちょっと抵抗がある。と考える方も多いのですが、こうしたときはぜひストーカー対策の専門家へ連絡を取るといいでしょう。

貴方の置かれている状況ややるべきことを的確にアドバイスをしてくれます。

リスクのストーカーにやってはいけないことは?

リスクとなったストーカーにやってはいけないこともありますので注意が必要です。

それは感情的に罵ったり、錯乱してパニックを起こしてしてはいけません。感情をぶつけてしまうと「強く拒否をされた」とストーカーが感じて、好意が憎悪に変わってしまいます。

またおそらく頻繁にメールや連絡がきている状況だとは思いますが、着信拒否、ブロックなどはしないようにしましょう。

ストーカーが貴方に連絡をいれることで一種の「ガス抜き」の役割もあるのです。送られてくる方はメールボックスを見るたびにげんなりするかもしれませんが、そこはミュートするなどして基本的には放置。数日に1回程度「こんなことはやめてください」と伝えるにとどめてください。

直接会って話をすることはできれば避けていただきたいところですが、もし直接話をしなければいけない状況の場合は場所にも注意しましょう。

会社の会議室やカラオケボックス、自宅、車内など二人っきりになるのは避けましょう。すぐに周囲の人に助けを求められる場所で話をするようにしてください。そういったときにはだれかの同行をお願いするのが吉。

一番良くないのが、男性側が加害者、女性側が被それも友人などではなく、ストーカーと自分の間に立てる人がベターです。例えば会社関係のストーカーであれば会社の上司などストーカーの抑止となる方がいれば相談してみるのも1つの手です。そしてやって欲しくないのが、女性が被害者のケースで、女性が友人に頼んで「彼」として紹介。今付き合っている人がいるからやめてくれ!と言うものです。

付き合っている人がいると分かれば諦めてくれるだろう、というのは逆にストーカーを刺激してしまいます。

被害者への憎悪だけでなく、矛先がその男性へ向く可能性もあり、お互いを危険にさらすことにもつながりかねません。

まずはストーカー専門家への相談がベターな選択

こちらに紹介したお話はあくまで一般論で、タイミングや状況など色々な要素によって最良の選択が変わってきます。

それを判断できるのはやはり我々のようなストーカー対策の専門家です。

ストーカーリカバリーサポートは大阪を拠点としていますが、お電話での相談も受け付けておりますので、ぜひご相談を。貴方の大切な生活を脅かすストーカーから1日も早く安心して生活できる環境を取り戻しましょう。