ストーカーと言えば顔見知りや元恋人や元夫婦間で起こると思われがちです。
もちろんそうしたケースが多いのですが、中にはストーカーはされているが相手が分からない、というケースもあります。
ストーカーをされていても相手がわからないことにはストーカー問題を解決するのは難しくなります。
ストーカーを受けている、でも相手が分からない、というケースではどんな対処方法があるのか見ていきましょう。
相手が分からないストーカーってどんな場合?
相手が分からないストーカー、というとなんだか違和感を覚えますが、実際にはどんなケースがあるのか見ていきましょう。
ストーカー被害を受けている自分自身では全く心当たりがなくても、ストーカー加害者からすればストーカーをするに十分な理由があるのです。その理由が非常に理不尽で理解ができないものであってもです。
- 街中で見かけたら一目ぼれしてしまった
- 好意を寄せているが話しかけられない
- 仕事のお客さんや取引先、職場内での関係
- SNSで見かけて気になる存在
など、たったこれだけの理由をきっかけでストーカーが始まってしまうからです。
ストーカー加害者が分かっていれば対処できるんですが、加害者が分からない状況だと誰がストーカーをしているのか、そもそも知っている人なのか、知らない人なのか、など本当にモヤモヤが止まらなくなってしまいます。
すると周囲の目が怖くなり「この人がストーカーかもしれない」と疑心暗鬼になり、日常生活に支障が出てきてしまう可能性があります。
ストーカーの相手を特定するところから始める
ストーカーの相手が分からないとき、まずは相手を特定するところから始めるのが先決です。
警察へ行ってストーカーに対して警告を出してもらうなどの方法は、そもそも相手が分からないことには前へ進めません。
自宅に手紙や行動監視のストーカーへの対処
こちらの知らない間に自宅のポストに手紙が投函されている、貴方の行動を監視しているなどのメッセージが届く、という直接接触をしてくるタイプのストーカーはどうしたらいいのでしょうか。
この場合は自宅前に監視カメラを設置するのが得策です。
監視カメラの設置に関して労力や費用がかかってしまいますが、ストーカー相手を特定するためには割り切るしかありません。
SNSなどのネットストーカーへの対処
SNSなどに執拗につきまとってくるネットストーカーもいます。こうしたネットストーカーも、SNSなどのネット上だけでなく、放置しておくとどんどんエスカレートしてしまう可能性もあります。
こうしたネットストーカーに関しては、プロバイダに個人情報開示を求めるのが得策です。
まずは個人情報を開示させるためにストーカーの証拠(書き込みなど)を紙に印刷して保存しておくようにしましょう。
相手が分からないストーカーを放置すると・・・?
相手が分からないストーカーは、直接自分に接触してきているわけではありません。だからと言ってそれを放置してしまうと、さらにストーカー行為がエスカレートして、自分の身に危険が及ぶ可能性が出てきます。
相手が分からないというのは「まだ今は分からない」というだけで、今後のことを考えると一刻も早く対処しておく必要があります。
監視カメラの設置やプロバイダ等の開示請求など、個人では「難しい」と感じた場合には、ストーカーリカバリーサポートが相談を受け付けしております。