ネットゲームのストーカー!?どうすればいい?対策は?

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

学校や職場、元恋人、元夫婦などはストーカーが起こりうる一般的な事象です。最近ではSNSを発端としたストーカーも増えてきました。

SNSのストーカーでは、例えばツイッターなどであれば、仕事に関係するアカウントなどでなければ、最悪の場合「アカウントごと削除する」という手段が取れることもあります。

しかしスマートフォンやパソコンからプレイできるネットゲームでのストーカーというものも存在します。

ネットゲームのストーカーはキャラ削除ができない!?

ネットゲームのストーカー被害に遭っている場合、困ったことがあります。

真剣にキャラメイクをした外見や考えに考え抜いた名前、そしてクランやギルドの仲間たちなどがいて、さらに手塩にかけて育てたキャラクター。

「消してやり直せばいいじゃん」

なんて簡単なものではないんです。

キャラクターを削除してしまえば、ゲーム内では一切かかわることはありません。でもそう簡単な問題ではないんです。愛着があればこそ、なおさらです。

ネットゲームはもう1つの仮想世界

ネットゲームにどっぷりつかった経験がある方は分かると思いますが、現実世界の自分とネットゲームの世界ではもう1つ違った世界が広がっています。

ゲームという仮想世界の中にも人間関係があって、大げさではありますが経済も回っています。

だからこそネットゲームにハマっている人にとっては、周りの人には理解されにくいかもしれませんが、自分の生き写しのような存在であるのがキャラクターなのです。

キャラクターに自分を重ねてしまい恋愛感情に陥りやすい

さて、ゲーム内のキャラクターに恋をする。これはあり得るのでしょうか。

これは・・・あり得ます。

なぜなら、発言をしているのは自分自身。人柄がそこには出ます。しかも見た目はゲームキャラクター。容姿端麗なキャラクターでモンスターや敵対するキャラクターをバシバシ討ち倒していく姿。どこからどうみても非はありませんよね。

現実世界のように上司に怒られたり、だらだらしてみっともない姿を晒すことはゲームの中ではないわけです。
操作をミスって某掲示板に晒されてしまうようなこともありますが・・・

さて、そんな強く美麗なキャラクター。ゲームによっては結婚システムなどが導入されているゲームもありますよね。

ゲーム内システムではあくまでゲーム内での生産性を高めるためのシステムですが、「結婚」という名前、制度を敷いている以上、どうしても意識してしまいます。

キャラクターに自分を重ね、相手のキャラクターをゲームのキャラとしてではなく、操作者を一人の異性として恋愛感情を持ってしまう場合もかなり多いんです。

まぁキャラクターは男性が女性キャラクターを、女性が男性キャラクターを使っているケースも少なくないのですが・・・

ネットゲームでのストーカー対策

ネットゲームで困ったのはゲームキャクターに対して恋愛感情を持ってしまい、ストーカー化してしまう人もいることなんです。

現実にはもちろん顔も知らないし、連絡先すらも知らないようなケースも多いんですよね。ただ稀に意気投合して、LINE交換や実際に何度か顔を合わせるオフ会というものに参加してからストーカーが始まるケースもあります。

そんなときはどう対策すればいいのでしょうか。

つきまとわれているログをスクショする

現実で連絡が頻繁に来る、待ち伏せをしている、などの付きまとい行為がなく、ゲーム内でやけに付きまとってくる場合には、とにかく証拠を保全するためにログをスクリーンショットをしておきましょう。

さすがにネットゲーム内でのストーカーでストーカー認定された事案は、これまでないはずですので、とにかく証拠を残していくしか手はありません。

証拠を保全して運営に連絡

そのログを残しておいて、迷惑行為として運営に通報をするようにしましょう。

ネットゲームをこれまで経験した人なら知っているとは思いますが、運営は非常にこうした事態には消極的です。まずアクションがあると期待しない方が良いのですが、何もしないよりましです。

証拠があれば最終的な手段として、仲間内に相談して脱退などをさせる方向に持っていくこともできます。

ネットゲーム内のストーカーでも基本的には現実世界と同じ対処を

ネットゲーム内でのストーカーは、正直法律でどうにかならない部分も多いです。

しかし基本的にはきちんとストーカー行為、つきまとい等を辞めるように伝えて、相手の出方を待つしかありません。ただそこから先は警察などが介入できない部分になります。だってゲームから離れれば問題ないわけですから。

でもゲームを楽しんでいる身としては、非常に深刻な事態でもあるでしょう。

ネットゲーム内のストーカー。正直なところ明確な対策がはっきりお示しできるものではありませんが、まずはきちんと断る。そして辞めるように伝える。まずはこれが最初の1歩。

ログの保全したら、保存したログを持って運営や権力者に頼ってみるのもいいでしょう。