ストーカーにブロックや着信拒否は逆に危険!

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

採算こちらのブログでもお伝えしているのが、電話やライン、SNSのメッセージなどをブロックしてはいけないとお伝えしていますが、改めてブロックや着信拒否などの危険性をお伝えしていきたいと思います。

実は警察にストーカーの相談をしても、「相手が怖いならブロックすればいい」というような間違ったアドバイスを受けるケースが多々あります。

まだまだストーカーに関する対処法などが、警察官ですら認知されていない現状に焦りを感じています。

少しでも私のブログを訪れてくれた方に、注意喚起となるようにお伝えしていきたいと思います。

大量のメールや電話はブロックするのはダメ

まずもう一度大切なことなのでお伝えしたいと思います。

大量のメールや電話がストーカーからくるでしょう。でも一切連絡ができないようにブロックや着信拒否をしてはいけません。

どうしても怖いので連絡を絶ちたくなるのは、人間として当然の行動だとは思いますし自分でできる自衛方法なのかもしれません。しかしストーカーが危険な人物であればあるほどブロックなどの行為は、逆効果になります。

ブロックなどをされて大人しく引き下がる人はストーカーとは言えません。そのような人は、一言ストーカーっぽいことはやめてくれ、と言えば分かってくれるでしょう。

ストーカーから大量のメールはどう対処する?

それではストーカーから大量に届くメールやラインなどのメッセージはどう対処するのが正解でしょうか。

これはストーカーに送らせておけばいいんです。毎日大量に届くメールやラインを見るのはげんなりしますが、ミュートなどで乗り切りましょう。

もちろん大量のメールなどを送りつける行為はつきまとい等に該当します。

しっかりとストーカーに対して「メールは迷惑だからやめてくれ」と伝えなければいけません。

ストーカーからかかってくる電話はどう対処する?

ストーカーからかかってくる電話。これは対処法が非常に悩ましいですよね。

ストーカー対策の専門家でもケースバイケースであるため、「こうしたほうがいい!」と言い切れないのが現状です。ただ大切なポイントは「もう連絡するのはやめて欲しい」とやめてもらうようにしっかり伝えることです。

「電話はやめて」とか「電話はしたくない」と言うと、電話じゃなければいいのかと曲解されるのがオチです。

ストーカーに対して恐怖を感じており、今後一切の接触を絶ちたいと思っているのであれば、「あなたと連絡を取り合うことはできない」という表現が無難でしょう。そして電話はもう出られないことも合わせて伝えましょう。

ブロックや着信拒否をするとストーカーはどうなるの?

さて、なぜここまでブロックや着信拒否がダメなのか、お伝えしたいと思います。

ストーカーは大量にメールやメッセージ、電話をすることで貴方とのつながりを感じています。メールや電話をすればあなたとつながっている、という安心感があるんですね。

いわゆるストーカー行為のガス抜きとも言えます。これがある日突然連絡が取れなくなったらどうなるでしょうか。

ストーカーはあなたと連絡を取ろうとなんとか別の手段を探します。SNSのアカウントを探し、ひたすら行動を監視してよく行く場所や職場などで待ち伏せなどへ発展してしまいます。

ストーカー行為が助長してしまうんです。

「これが正解!」という対処法は存在しないがやってはダメな行動はある

ストーカー行為に関する対処法は「これが正解!」という対処法は存在しません。

いろいろな事情があり、その全てに対応方法が変わってしまいます。そのため素人では対応が難しいケースも少なくないんですね。しかし正解はありませんが、絶対にやってはいけない「不正解」は存在するんです。

その1つがブロックや着信拒否などの行動なのです。安易に着信拒否やブロックは絶対に避けてくださいね。