ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
おそらくこちらのページにたどり着いた方は、ストーカー被害に合っている被害者の方と推察します。
毎日くる電話やメール、SNSへのメッセージなどの心労お察しいたします。さてここではストーカーからいかにして逃げるか、その方法や考え方についてお送りしていきたいと思います。
ストーカーとどんな関係なのか
実はストーカーとあなたがどのような関係なのかが、非常に大切なポイントの1つです。
その理由として仕事関係などであれば、「今すぐにでも縁を切りたい」「二度と関わりたくない」と考えていたとしても、難しい場合があるのです。
仕事絡みの場合は、取引先や同僚など必ずどこかで関わらなくてはいけない場合があります。
さらに生活のために仕事から離れるということも、第一選択肢にはしにくいですよね。
逆に手を打ちやすいのが全くの他人。
こうしたケースでは、はっきりとストーカーを拒絶して、警察に届け出をするのが一番効果的です。
ストーカーにどこまで押さえられているか
仮に何かしらストーカーと今後も接点を持たざるを得ない場合があるとしましょう。
先ほど触れた仕事関係などですね。
この場合、ストーカーから逃げるために「ストーカーは自分のことをどれだけ知っているのか」を考えてみましょう。
LINE、電話番号、住所、勤務先、家族構成など色々な情報があります。
ここでLINEや電話番号、勤務先までしか知られていないのであれば、ストーカーとの遭遇を回避できる可能性もあります。
ただ勤務先に転勤願いを出したり、LINEをブロック、電話番号の変更など、少なからずこちらの手間もかかってしまいます。
またストーカーされたからと言って、被害者が対策のために奔走しなければいけないのは非常に腹立たしい、と感じる人もいるでしょう。
逆に住所や家族構成まで知られていると非常に厄介。
なぜならストーカーが恋愛感情を持っていたとして、そのときは本人にしか興味の対象がありません。しかしその恋愛感情が「怒り」などに変わったとき、家族や近しい人に被害が及ぶケースもあります。
ストーカーの状態にもよりますが、下手をすると引っ越しなども考慮しなければいけない可能性も出てきます。
ストーカーから逃げる方法を考えるより・・・
ストーカーされて自分が逃げるためには最悪の場合、引っ越し、転職など多大な労力を必要とします。
自分の生活を大きく変えてまでストーカーから逃げる方法を考えるより、ストーカーを遠ざける方法を考えた方が得策です。
そのときに大切なのが、警察や専門家を間に入れること。
素人ではストーカーをかえって逆上させてしまい、その結果事件につながってしまったケースもあります。
今自分が受けているストーカー行為をリストアップして、「何をされているのか」まず整理をしてみてください。そしてストーカーをどうしたいのか考えてみるといいでしょう。
意外と「ストーカーから逃げること」ばかりを考えている方は、自分の気持ちや頭の中が整理できていない方が多い傾向にあります。
ここでストーカーからされている行為が、ストーカー規制法違反にあたるのかどうか。また警察から警告などをしてほしいのか、二度と関わらないという確約を取り付けたいのかどうか。
これらを明確にしておく必要があります。
「ストーカーに遭ってる。どうしよう・・・」という考え方では、まったく事が進展しません。
ただ、日々ストーカーされている恐怖におびえている方にとっては、こうした考え方から抜け出せないのも致し方ない場合もあります。
そのようなときには、自分だけで解決しようとするのではなく、ぜひ専門家の力を頼ってください。
適切なアドバイスや、今後の方向性、警察への届け出の協力など様々な角度からサポートをさせていただいております。