今回、ストーカー被害に遭われた女性について詳しいお話を聴かせていただきました。
被害に遭われた方は普段会社勤めをされている20代の女性で、ストーカーをした男性は趣味友達でSNSで出会ったそうです。趣味のはなしをSNS内のダイレクトメッセージでやりとりをしていて、直接会うことになったそうです。
インスタグラムの趣味友達がストーカーになったきっかけ
SNS時代が進む中で、今回はSNSで出会った男性にストーカーをされたという女性に詳しくお話を聞かせていただきました。
ストーカー被害に遭われたきっかけというのはどういったものですか?
「ダイレクトメッセージではやりとりが優しく、丁寧で話が弾み一度お会いしたいなとおもったのがきっかけです。当時趣味のカメラを始めて間もなかったので、カメラについて詳しいというお話もあったのでいろいろ聞きたいなと、あの頃は注意力不足だったのかもしれません。」
と当時会うきっかけになった出来事を教えていただきました。
「これ・・・ストーカー行為かも?」と感じた瞬間
会ってから、ストーカー行為に至るまでの経緯はどのようなことがありましたか。
「ストーカーされてるなと思ったのは、直接家に手紙が届いた時になります。
お会いしてからしきりに、私のことを褒めてきたり距離感が近かったのでおかしいなとは思ってましたが・・・私の写真が数枚手紙に入っていて、教えてもいない実家の住所を知られてたと思うと本当に恐ろしかったです。
写真と手紙を送られた後、本人にやめてくださいと言ってもしらを切られて何がしたいのかわからなかったのですが、いやがらせをして楽しんでたのかもしれません。」
ストーカー被害はどう落ち着いたのか?
その後、ストーカー行為はどうなったのでしょうか。
「私の知り合いに相談したところ、刑事さんとつながることができてストーカー行為をしている男性の働き先をつきとめ、注意喚起をしてもらいました。
たまたま運が良かったのかもしれませんが、そこからストーカー行為はぱったりやみ手紙も送られることはありませんでした。趣味があう、メッセージが丁寧でも実際会ったら恐ろしい人もいるのだなと・・・好奇心だけで人と会うのはよくないんだなと改めて気を付けようと思いました。」
SNSで出会った男性に、ストーカー行為を実際されて思ったことは?
「実際にストーカーをされて思ったことは、普段SNSを日常的に使っていますが気軽に使えるからこそ人とのかかわり方をより気を付けないといけないなと思いました。
開放的な空間だからこそ、共通の趣味の友達ができたりもしやすいですが、単純に「気が合う」だけで会ったらストーカー被害にあうこともあるんだなと。
今回は運よく暴行されたり、周りの人に危害を加えたりということがなかったから良かったですが、もしかしたら・・・もあるので自分本位だけじゃなくて周りの人たちのことも考えて気を付けようと再度思いました。」
ストーカーを少しでもされないように・・・
今後少しでもストーカーをされないように、気を付けていきたいことなどはありますか。
「今回は、SNSで出会った趣味友達がストーカーになってしまったということでしたが、普段の日常でも自分自信を簡単に発信できるSNSがより本格的になっているので、日々気を付ける意識はもちたいなと思いました。
同時に簡単にSNSに位置情報や自分のまわりの交友関係などもはっきりとわかりやすくなってしまってるので、そういうものをあげるとしても開放的なSNSではなく、特定の友人だけがみれる場所やそういったプライベートなものをあげたりしないなど行動から変えるように現在は気を付けています。」
今回、ストーカー被害を実際に受けた方のお話を聞いて、みなさんも他人事ではないなと思ったのではないのでしょうか。
みなさんも普段から使っているSNSの使い方には十分に気を付けましょう。