ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
ストーカーからのつきまといを受けている方はメールやLINE、SNSのメッセージなどとにかく色々な方法で接触をされていると思います。本当に平穏な日々を返して欲しい、と切に願っている人も少なくないでしょう。
中でも一番迷惑というか、心を削られるのが直接の電話です。
「いい加減着信拒否をしたい!」
と考える人もいると思いますが、電話を着信拒否にしてもいいのかどうか見てみましょう。
着信拒否はおすすめできない!ストーカーがエスカレートする可能性も
まずストーカーからの電話に対して、着信拒否をするのは実はおすすめしません。
突然連絡が取れなくなってしまったストーカーは、着信拒否をされると「どうにかして連絡先を入手しよう」とするわけです。着信拒否をしてこれで安心♪とタカをくくっていると、さらなる絶望を受ける可能性もあります。
特に着信拒否をすることで、ストーカーが逆上した場合が最も最悪のケースです。
こうなるとあなたに対して「好き」の感情が「憎い、嫌い」という感情へシフトしてしまい、ストーカーがエスカレートする可能性もあるからです。
仕事関係の人だと着信拒否は無理
着信拒否をしたくても、仕事関係の人であれば難しいケースも少なくありません。
特に相手が先輩や上司であれば、まず着信拒否をするのは無理でしょう。
しかし鳴りやまない電話、電話に出ればどうでもいい内容の連絡ばかりでもう本当にウンザリしている人も。
会社に相談するのは実は良くないこともある
そんなとき会社に相談するのは、実は良くないケースもあります。
それは会社がストーカーの連絡を受けて、ストーカー本人を呼び出し。事情を聞こうとします。もちろんストーカー本人はストーカー行為を認めようとはしませんし、会社としても「そんな事実はなかった」と言う返答をします。
会社としては一件落着なのですが、ストーカー被害者にとってはこれからが本当の地獄となります。
ストーカー行為を会社に告発されたことに逆上して、仕事が円滑に進まなくなったり理不尽な異動を命じられたりするケースも。
せっかく仕事をがんばっているのに、会社にストーカーを相談したがために全てがダメになってしまうこともあります。
対応が難しい電話、そんなときは専門家へ相談を
電話を着信拒否する。
これって簡単なようで実は意外と難しいものです。タイミングやその人の社会的立場など色々な要素が絡んできますので。
着信拒否をして安心したい気持ちも分かりますが、ストーカーによる被害を大きくしないためにもまずは専門家へご相談ください。会社への対応のアドバイスやストーカー被害の内容から推察されるストーカーの状況など、色々な事柄を総合してアドバイスをさせていただきます。