ストーカーに遭ったときの自己防衛でできることは?

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

ストーカー被害に遭ってしまうと、「ストーカーに遭わないように」とは考えるものですが、実際に遭ってしまうと何もできない、声も出せない、という方もいるようです。

恐怖の対象が突然目の前に現れればそれも仕方がないことかもしれません。

そこでストーカー被害に遭ったときに、自己防衛ができるようにどんな対策をしておけばいいのか確認してみましょう。

ストーカーの自己防衛:移動は複数で

ストーカー被害からの自己防衛として、移動は複数人でするのをおすすめします。ストーカーは基本的には一人なので、複数の人間がいればそれだけで抑止力になります。

そのためには親しい友人や家族などに、ストーカー被害に遭っていることを知らせて同行をお願いするようにしましょう。

ストーカーの自己防衛:緊急通報の方法を確認

ストーカーはいつ襲ってくるのか分かりません。つきまといが続いているだけならばまだマシですが、実際に傷害事件などへ発展する可能性はゼロではありません。

そこでお手持ちのスマートフォンをご覧ください。

ロックがかかっている方も多いと思いますが、実は緊急通報に限ってはロックを解除せずともかけられる仕組みになっているものも多いのです。

何か起きてからでも落ち着いて通報ができるように、スマートフォンで緊急通報の仕方をチェックしておきましょう。普通に電話を立ち上げて「110」を押すよりも確実にスピーディに連絡ができます。

ストーカーの自己防衛:警察にストーカー被害を訴えておく

ストーカー被害を受けているだけで、被害を訴えなければ警察はその事実すら知らないままです。

あまりにしつこいようならば基本的なことではありますが、警察へ被害を訴えるようにしましょう。

警察からの警告により、ストーカーがピタリと収まるケースも少なくありません。

ストーカーの自己防衛:防犯ブザーを持つ

もしストーカーに遭遇して、110番をする暇がないときには防犯ブザーも有効です。防犯ブザーは何も小学生の子供だけの持ち物ではありません。

大人にとっても立派な自分を守る道具の1つです。

けたたましい警告音は、嫌でも周囲の視線を集めてしまうものです。

できることを1つずつやっておこう

ストーカーの対策としてできることは、1つずつ小さな事柄でもいいのでやっておくようにしてください。

「もし万が一……」という場合を考えて行動をしていただきたいのです。

何せ事件が起こってしまってからでは遅いんです。

自己防衛をしてストーカー被害に遭わないように、日ごろから対策を心がけておきましょう。