ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
ストーカー被害に悩んでいる方にとっては、ストーカー行為に対して憤りを感じ、常日頃「なんとかしたい」と考えていることでしょう。
そこで考えられるストーカーに対して自衛手段を取りたいと思うのは当然です。
ここではストーカーが嫌がることは何があって、実際にその対策はストーカー対策に効果的なのかどうか、確認してみたいと思います。
ストーカーが一番嫌がることは「相手の状況がわからなくなる」こと
ストーカーが一番「嫌だな」と感じるのは、ストーカーをしている相手の状況が分からなくなることです。
例えば
- SNSが突然見られなくなった
- 電話番号が変えられてしまった
- LINEをブロックされた
などが状況が分からなくなる筆頭でしょうか。
これまでストーカーをすることで様々な情報を得ていた加害者。それが突然このような事態が起きると、全く情報が取れなくなります。
非常にストーカー加害者にとってはストレスだと感じます。
ストーカーが嫌がることをすればストーカーは収束するのか？
さて、問題なのはここからです。
ストーカーが情報を取れなくなった状況になれば、ストーカー行為が収束するのでしょうか。
答えは「NO」です。
むしろ逆にストーカー行為はエスカレートします。
SNSや電話、LINEなどがダメなら直接職場や学校、自宅など押しかけて在宅確認をしたり、駅で待ち伏せをしたり。
おそらく情報をシャットアウトする程度のことでストーカーが収まっているのであれば、最初からストーカー行為などやらないでしょう。
ストーカーが嫌がること＝情報を遮断する
これをやったところで、別の方法でストーカーをしてくるようになるだけです。しかも直接接触してくるので逆にストーカーとしてはレベルアップしてしまっている、と言っても過言ではないでしょう。
ストーカーが嫌がることをしても効果は限定的
情報を遮断することでストーカー行為を止めさせようと考えるのはなかなか難しいものがあります。
なぜならストーカーは警察に警告されても、本人から拒否をされても「ストーカーをしてしまう」人種だからです。
次接触しようとしたら逮捕されるリスクがあるのが分かっているのに、ストーカーをしてしまうんです。
色々ストーカーに対処しようとしても、タイミングやその方法など、全てにおいて同一のケースがありません。
そのためストーカー被害に悩んでいる人は、なかなか一歩を踏み出しにくいかもしれませんが、ぜひとも第三者であるストーカー対策の専門家に相談されることをおすすめします。
知人にはなかなか話にくい内容ですが、こうした相談を日々させていただいているので、被害者の方に寄り添ってお話させていただけると自負しております。