ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
ストーカー被害に関する相談や、パトロールの強化、警告の発出など色々なことをしてくれるのが警察です。
我々のようにストーカーに関する専門家ではないかもしれないが、警察が動くと動かないではストーカーの抑止力がやはり大きく違うのは周知のとおり。
しかしながらストーカーに関する対応にしても警察ごとにバラバラなのは注意が必要なんです。
警察へストーカー被害の相談に行っても積極的な対応が見られない警察署も
普段から私のフェイスブックをご覧いただいている方はご存じかもしれません。
顧問弁護士と連携しつつ警察へストーカー被害の相談へいった際、身の危険が差し迫っているのにも関わらずどうにも積極的な姿勢が見られなかったんです。
すぐに色々動いてくれる警察もあれば、全くもってストーカー被害に関する理解が足りない、と感じる部分も。
ただこれは気持ちはわからないでもないんです。
ストーカーに関して、というよりは仕事に対して全員が全員おなじレベルで知識を持ち合わせているわけではありません。
会社の中で全員が同一の知識やスキルを持ち合わせているわけではない、というものと同じです。
警察官とて人間ですし、違う担当警察官がいれば話は全く違ったものになったかもしれません。
ただストーカー被害に遭ったときの4種の神器がありますのでこれをしっかり覚えておいてください。
ストーカー被害4種の神器とは?
ストーカー被害に関して警察でできる4種の神器があります。
●緊急通報システム(通称110番登録)
●都道府県警による防犯グッズの貸し出し
●警告や禁止命令、被疑者の逮捕等
●地域課警察官による警ら巡回
この4つです。
警察に相談したときにまずはこの4つを警察に要望いただくとよろしいかと思います。
巡回や禁止命令、防犯グッズなんかはイメージしやすいと思います。
一番上の「緊急通報システム」というものはあまり聞きなれないものかもしれませんので軽く解説しておきます。
緊急通報システムとは、自分の名前や住所、電話番号、被害の状況などもろもろを警察の方に登録しておく仕組みです。
これによって例えば声が出せない状況などに陥っても警察が駆けつけてくれます。
またスマートフォンからの110番通報であれば、緊急通報は位置情報を正確に把握できるうえに、GPSの強制取得ができますのでスマートフォンの設定などもそのままで大丈夫。
いずれもストーカー被害に遭われている方にとっては、自分で対策する以上のリターンが見込めるものばかり。
警察へ相談する際にはぜひこの4種の神器を要望してみてください。