ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
ストーカーに悩む方が警察へ相談する。これはごく当たり前のことです。警察の介入がストーカー加害者にとって抑止力になる場合も少なくありませんし、警察相手にはストーカー加害者であれ何もできないからです。
しかし警察にストーカーの相談へ行ったとき、警察官でさえストーカーの対策には間違っていることもあります。警察の対応を全て間違いだ、というつもりは毛頭ありませんが、警察官の中にもストーカーに関する知識が浅い、認識が甘い人もいるということを知っていただけたらと思います。
某県警のホームページでもやってはいけないことがアドバイスされている
実は某県警のホームページには
- 着信拒否を推奨する文言
- メールアドレスの変更を推奨する文言
- 警察に訴える!とストーカーに伝えるという文言
などどれも専門家がおすすめしていないことを推奨する文言が並んでいます。
これを見たときには驚愕してしまいましたが、やはりストーカーに対する知見が深い警察官もいれば、ストーカーに関する認識が甘い警察官も存在するということなのでしょう。
警察官に言われたことが全て正しいとは限らない
ストーカーに関することを警察窓口へ相談へ行き、ストーカーに関する知識が深い方に出会えた方はラッキーです。そこでは適切なアドバイスややってはいけないことなどを教えてくれる可能性が高くなるでしょう。
でも対応してくれた警察官がストーカーに関してあまり知識がない方だったら…
ストーカーからくる連絡が嫌なら拒否すればいい、警察に訴えると言えばいい、というアドバイスを受けることがあるかもしれません。全て正しいアドバイスを受けられる、というわけではないんです。
何が正解で何が不正解なのか 専門家へ相談するのが確実
ストーカーに対する対策などは警察から言われたとしても、専門家にも相談してみましょう。ストーカー対策のセカンドオピニオンとでも言いましょうか。
それで情報や対策のすり合わせをしておくと、ストーカー被害に遭っているかたでもより安心して日々を過ごすことができるはずです。
ストーカー被害者からしたら、あちらへ聞いたりこちらへ聞いたりと色々と面倒が増えてしまうかもしれませんが、ご自身の身の安全を確保するためには大切なんことなのです。
対応を誤ってしまうと事件へと発展する可能性も
ひとたびストーカーへの対策を誤ってしまうと、これまでストーカー事件としてニュースで取り上げられてきたように悲惨な事件へとつながってしまう可能性もゼロではありません。
実際に被害が出てしまう前に、対策をしっかり立てておくように準備しておきましょう。