ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
ストーカー加害者から被害者の方あてに望んでいない荷物が届くケースもあります。そんなとき被害者としてはできれば荷物は受け取りたくないもの。荷物の受け取り拒否ってできるのでしょうか。
荷物の受け取り拒否はできる!
まず届いてしまう荷物の受け取り拒否は可能です!
ストーカー加害者から届く荷物。送り主の名前を見ただけでゲンナリしてしまうという人もいるんじゃないでしょうか。送り状には日本郵政やヤマト運輸、佐川急便など色々なものがあると思いますが、基本的にはそこへ受け取り拒否の連絡をするだけで大丈夫です。
もちろん料金もかかりません。
受け取り拒否は電話や配達員などに連絡するのが主流
受け取り拒否の手続きは非常に簡単で、運送会社によりますが電話や配達員に直接口頭で伝えるなどの連絡をすれば大丈夫です。詳しくは
「運送会社名 受け取り拒否の方法」
で調べればすぐに出てきます。どうしても荷物を受け取りたくないときには受け取り拒否の手続きをしてみましょう。
受け取り拒否のためには開封しないこと
受け取り拒否をするために1つ注意したいポイントがあります。それは開封をしてしまったら受け取り拒否ができないことです。
送り主の名前が書いてありますので、そこは必ずチェックするようにしてくださいね。
ストーカーから届く荷物は受け取る?受け取り拒否?どっちが正解?
そもそもストーカーから届く荷物は、受け取るのか受け取りを拒否するのか、結局どちらが正解なのでしょうか。
ここは非常に難しい問題で、ストーカーとの関係やタイミングなど、色々な要素が絡んできます。そのためストーカーから届いてしまう荷物に関しては、どちらにしても正解/不正解の判定ができません。
荷物の受け取り拒否の方法は非常に簡単ではありますが、ストーカー対策の専門でもない方やまして素人の方が安易に判断していただきたくないというのが本音です。
中には警察にストーカーの相談をされた方の中にも、連絡先は全てブロックしろ、荷物は受け取り拒否をしろ、と間違ったアドバイスをする警察官もいるくらいです。
それはストーカーに対する知見の狭さ、浅さが招いている事態であると感じています。
荷物の受け取り拒否そのものは難しいことではありませんが、受け取り拒否をする前になるべく早い段階でご相談いただけたらと思います。
荷物をもらっておくと後で返せと言ってくる
実はストーカーから送られてくる荷物。これを受け取っておいて、家でそのまま保管している、という人もいるんじゃないでしょうか。実はこうしておくと、後々ストーカーは「荷物を返せ!」と言ってくる場合もあります。
ストーカー行為を辞めて欲しいと伝えたり、警察が介入したりするケースでは、ストーカーもどんどん行動を制限されていってしまいます。そこで苦し紛れというか、あなたに自分に対して手間をかけさせたい気持ちから、荷物を返せと要求をしてきます。
ストーカーの気持ちは好意から憎悪に変わり、さらには殺してでも一緒になりたい、というゆがんだ感情を持ってしまう場合も。
たかが荷物、されど荷物。
もし心当たりのある方は、なるべく早いうちにストーカーリカバリーサポートまでお電話を。