ストーカーリカバリーサポートの守屋です。
ストーカー行為とは特定の者に対して付きまとい等の行為を繰り返し行うこと。
ストーカーの相談例で多いのが元交際相手や元夫、元妻、知り合いなどのケースです。
ただいわゆる「毒親」と言われる子どもを執拗に監視下に置きたいという親がいて、子供の方がストーカー行為として相談したい、というケースもあります。
ストーカー規制法では親子関係があった場合どうなる?
まずストーカー規制法では、加害者はどういう人間が対象となるのか見てみましょう。
この法律では、特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の者又はその家族等に対して行う以下のアからコを「つきまとい等又は位置情報無承諾取得等」と規定し、規制しています。
これがストーカー規制法の一文です。
順番に読み解いてみましょう。
「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情、またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」とあります。
例えば親が子に対して恋愛感情を抱くのは非常にレアケースだと思いますのでここには当てはまらないでしょう。
次に「その他の好意の感情」を抱いているかどうか。
ここをどう解釈するかで親子でもストーカー規制法違反となるかどうかがカギになってくるのでしょう。
親子間の問題は警察が入れない場合もある
○ずっと後をつけてきて子どもの行動を監視している。
○何通もメッセージを送ってきてすぐに返事を返すよう強要する
○荷物などを全てチェックする
○交友関係などを勝手に決められてしまう
など、これらの行為が赤の他人から繰り返されるのであれば間違いなくストーカーであると言えます。
しかしこれが親子の間柄であった場合どうなるのでしょう。
例えばDVなど暴力を伴うものであれば警察が動く場合があります。
しかし上記のリストにあるものはどうでしょうか。
躾の一環、心配だから、犯罪に巻き込まれるのを防いでいる、と言われればたしかにその通りです。
ただ悪意を持って親が子に対して、支配するような行動をとることがあるのも事実です。ただ難しい問題だからこそ表にはなかなか出てこない問題でもありますね。
警察が動けないならまずは外部のストーカー専門家への相談をおすすめします
例えばストーカーの相談に警察へ行ったのにも関わらず、警察からは親子間の問題だから動けない、と言われた人はいますか?
また親子間の問題だからと、警察に相談するのをあきらめている方はいませんか?
親子だからこそ難しい問題です。
そんな問題を抱えている方、ぜひ警察でも身内でもないストーカー対策の専門家への相談をまず行ってみましょう。
ストーカーリカバリーサポートでは24時間365日電話でのご相談を受け付けております。
医療機関や弁護士とも連携を取っておりますので、あなたの今の状況からどのようにすれば良い方向に進んでいけるのか、全力でサポートさせていただきます。