危険なストーカーと二人きりで会ってはいけない

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

ストーカーと二人きりで会う、と聞いて「そんなことあるわけがない」とお考えの方もいると思います。

しかし、実際にはストーカーと二人きりで、会ってしまうケースがあるんです。もちろんこれは非常に危険な行為で、事態が好転するわけでもありません。

絶対にやめてほしい行動の1つでもあります。その理由や対策をお伝えしたいと思います。

ストーカーと二人きりで会う状況とは?

まずストーカー行為が始まってから、ストーカーがエスカレートしていくまでには段階というか、少しずつ少しずつ、自分の感情や感じ方にも変化が出てきます。

ストーカーが始まったときは「気持ち悪い」「ストーカーが嫌い」「ストーカーが憎らしい」と考えています。だから、ストーカーはやめて欲しいとか、なるべく相手と接触しないように行動を取るとか、自衛をし始めます。

それでもストーカーはつきまとい、メールやラインを何百通も寄越してきたりして、異常さに気が付いてくると「恐怖」を覚えます。

ストーカーがエスカレートして恐怖を覚えてしまうと、ストーカーと話をする、という思考には至らないのです。しかしその前の段階で、ストーカー行為をやめて欲しい、話せばやめてもらえるかもしれない、という淡い期待を抱いているときに、メールなどでついつい根負けしてしまうケースがあります。

そのときの思考は、ストーカーが会いたいと言ってきている。こちらはもうそういうことはやめて欲しいから、直接言えば分ってくれるだろう。

というものです。

ストーカーは被害者の気持ちが分からない

被害者が「もうやめて欲しい」「気持ち悪い」と思っていても、ストーカー加害者だってそう思っています。

加害者は「そんなことはない」「話をすればヘンな人間じゃないってわかってくれるはずなんだ」と考えています。

被害者はやめてほしい、加害者は遠ざけられる意味が分からないんです。

もうストーカー行為はやめてください。わかりました。とはならないんです。話合いをしたところでどこまで行っても平行線になってしまいます。被害者の気持ちが理解できないので話し合いは無駄となるでしょう。

ストーカーは顔見知りが多い

ここでストーカーにやめて欲しいと考えて、話し合いで解決しようとしている人。少し考えてみてください。

ストーカーはどんな関係の人でしょうか。

あくまで統計の話ではありますが、ストーカーとなってしまった人は顔見知りが多いです。例えば同僚や馴染みの店の店員。はたまた元恋人や元夫婦、こういった近しい相手がストーカー化してしまうケースが多いんですよね。

そこで話し合いをしようと考えたとき、元恋人や元夫婦であれば「家で話をしよう」という流れになったら要注意です。

ストーカーと密室で二人きりは危険!

ストーカーがデンジャー、ポイズンになってしまっている可能性がある以上、密室で二人きりは非常に危険な状況であると言わざるを得ません。

理由はもちろん、何か起きても助けてくれる人が回りにいないからです。

もし話し合いで解決したい、と考えているならば、ファミリーレストランやカフェなど、オープンスペースで周囲にすぐ助けが求められる場所にしましょう。

話し合いでも堂々巡りになるケースが多く、冷静ではいられなくなり口論が始まるときだってあります。そんなときにストーカー加害者が「一緒になれないなら殺してしまいたい」という考え方を持っていると衝動的にやられてしまう可能性もあるんです。

ストーカーの話し合いでの解決はおすすめしない

そもそもの話になりますが、ストーカー行為をやめてもらうために話し合いで解決するのはちょっとおすすめしません。

それは加害者が「話せば分かる」と思っている以上、加害者と被害者の言い分は絶対に折り合いがつかないからです。

そこで第三者に間に入ってもらったとしても、ストーカー行為を助長してしまうような刺激をしたり、間違った対応をとってしまうケースもあります。こうなれば話し合いでストーカーを収めるどころではありません。

さらにひどくなって日常生活にも多大な支障がでてきてしまうんですよね。そのためストーカーに悩んでいる人は「話し合いで解決しよう」とは考えないで欲しいのです。

ストーカーに悩んでいる人がやらなければいけないのは、メールなど形に残るもので「あなたのやっていることはストーカーだから、二度とやらないでほしい。もう一切関わらないで欲しい」とはっきりと伝えることです。

それでもストーカー行為が続くようならば、直接話し合いをしようとするのではなく、ストーカー対策の専門家の意見を仰ぐようにした方がよろしいでしょう。

ストーカーリカバリーサポートでは加害者はもちろん、被害者の方からのご相談も受け付けていますので、お気軽にお電話をいただけたらと思います。

24時間365日対応しております。

手を打つのは早ければ早いほど、良い結果となる場合が多いです。深夜や早朝、休日でも大丈夫です。ご連絡をお待ちしております。

また電話での相談はちょっと気が引ける、とお考えの方も問い合わせフォームを設置しております。ストーカーに悩むすべての人の力になれるよう、微力かもしれませんがお手伝いをさせてください。