ストーカーを辞めさせるために2人だけで直接会って話し合いをしない方が良い

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

ストーカー被害に悩んでいる方、そしてその加害者が顔見知りである方も中にはいらっしゃるでしょう。

なんとなく「ストーカー」と考えてしまうと、例えばつながりのある会社や学校、趣味のサークルなどを巻き込む形は気が引ける。そういう気持ちもわかります。

まして警察なんて…とお考えの方も少なくないでしょう。

ストーカーを辞めてもらうために穏便に話し合いをするのは効果的なのか

知り合いからストーカーを受けている、という方が真っ先に考えることと言えば、やはり「大事にしたくない」という心理が働くと思います。

そこで人間話し合えば分かる、と穏便に話し合いでの解決を模索する人も少なくありません。

これはたしかに有効な場合もあります。

ただこれは、こちらの話しが伝わる相手であることが前提です。

でも逆にこうは考えられないでしょうか。

話し合いの場を設けることになるほどストーカー行為に悩んでいるあなた。これまでも幾度となく「やめて欲しい」と伝えてはいませんか?それでも全く改善されないのだから直接話し合い、という選択をされているのだと思います。

ということは話し合いに有効である条件の「こちらの話しが伝わる相手であること」がそもそも満たされてない可能性が高いのです。

そのためストーカー行為で頭がいっぱいになってしまっている相手には、話し合いで穏便に済ませるのはかなり難しいと言えます。

危険なストーカーの心理を考えると絶対に避けるべき場所

難しいことが分かっていても話し合いという選択肢を選んだ方は、とにかく人目につくところを指定するようにしてください。

※それでもストーカー殺傷事件などが発生している昨今、ストーカー相手にご自身での話し合いで解決は推奨しませんのであしからず。

仮に何かあっても周りの目に留まる場所。すなわち公共の場で、さらに密室ではないところを選ぶようにしてください。

逆に絶対に避けるべき場所としては

自宅

個室の飲食店

車の中

などの密室空間です。

さらに出口を抑えられてしまう配置や靴を脱がなければいけない、スマホの電場が入りにくい地下のお店、など自分の身の安全が確保できない場所や状況は作らないようにしてください。

ストーカーを辞めさせるために被害者のあなたができること

ストーカー被害に遭ってしまっている貴方が、どうにかストーカーを辞めてもらうためにできることはなんでしょうか。

先程も書いたとおり、ストーカー相手に話し合いでなんとかなる可能性は低いです。

しかも自分ひとりじゃなく、誰かボディガードのような力の強い男性に同席してもらうとか、証拠を残すために録音をしておくとか、いろいろな手段があるかもしれませんが、これらは全て最善の手段ではない場合があります。

そもそも誰かに付いてきてもらったところで刃物を持ってきていたら…

録音をしておいたとしても相手が傷つける気でその場にきたら…

と、「たられば」の要素が多すぎるのです。

細かな状況から現状を鑑みて、最善の手を尽くすこと。これがストーカー被害に遭っているあなたができることなのです。

それはすなわち我々のようなストーカー対策の専門家への相談がまず第一歩となるわけです。

もちろん会社や学校など、自信のライフスタイルに大きく関わりをもつ方からのストーカーだとしても、事情をお話いただければ事情を汲んで動くことができます。

身の危険が迫っていると判断すれば、あなたの身の安全を一番に考えさせていただきます。

何か事件が起こってしまってからでは遅いストーカー。これだけ世間でストーカーという言葉が浸透しているにも関わらず大小のストーカー事件が毎日のように発生しているのは、やはり誰にでも被害にあう可能性はあるという証拠です。

ご自身だけで解決をしようとせず、まずはお電話で事情だけでもお話をお聞かせください。