「会いたい」「話をしたい」「一度でいいから」ストーカーからのメッセージやSNSに根負けしない

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

ストーカー被害に遭われている方はまずメールやLINE、SNSへのメッセージ、コメントなどで尋常ではない数の連絡がきて困っている方もいるでしょう。

当然こちらはそんなことをされれば

  • 連絡はしないでほしい
  • もうやめて欲しい

と伝えているはず。

LINEやSNSのメッセージを「ブロックしない方が良い」と私は散々お話しているので、そのようにしていただいている方もいると思います。でも、連日大量に送られてくるメッセージに辟易としている方もいますよね。

ラインやSNSのメッセージに根負けして会いに行ってはいけない

「会って話がしたい」

こんな内容のラインなどがきている方も多いはず。

でも絶対にその誘いに乗ってはいけません。

仮に「これで最後にするから!」と言われていてもです。

なぜなら最後にする、とはその場しのぎの言葉でとにかく貴方に会って自分のモノにしたい、という自分の欲望に支配されてしまっているから。そんなウソなんて平気でつけるわけです。

密室空間は貴方の身を危険に晒す

このストーカーという非常にセンシティブな話題。

当然貴方も周りの目がある場所ではそんな二人の会話は聞かれたくないという心理も働くでしょう。

だって飲食店で隣のテーブルが近かったら

「もうつきまとうのは辞めてください!警察に言いますよ!」

なんて話しにくいじゃないですか。

いろいろ悩んだ挙句、仕方なしに会いに行ってしまい直接話を付けようとして、自らを危険に晒してしまうケースだってあります。

一番注意したいのが場所です。

  • 車の中
  • 自宅や相手の家
  • 居酒屋の個室

なんかは典型的な「避けるべき場所」です。

何せ逃げ場がない上に相手が傷つける目的があった場合、被害者側は何もできません。

屈強な男性が同行してくれているから、とか友人に弁護士のフリをしてついてきてもらうとか(そもそも非弁行為といって違法となります)、そんな対策はほとんど意味がありません。

執拗に「会いたい」と言ってくる相手に対してできることは、それに負けず会いにいかないこと。

そして時間を稼いでいる間に、我々のような専門家への相談をすることが一番の対策なのです。

貴方の気を引きたいのがストーカー!どんな理由を付けてでも接触を試みてくる

会わないと死ぬ、とか周囲にバラす、とか発言がどんどん過激になっていく場合もあります。

こうしたときこそストーカーの状況がどんどんひどくなっているときです。

ストーカーの頭の中は「どんな方法を使ってでも自分のものにしたい」という強い意思。そこに倫理とか理性なんてものは吹っ飛んでしまっている場合もあります。

だからこそあなたの気を引くためにどんな手段でも使ってくると考えてください。

ここまできたらかなり危険なストーカーへとなってしまっていますので、まずは身の安全を確保して一度相談をいただくことをおすすめします。

これがストーカー対策の最初の一歩になります。