TikTokやインスタライブ、17ライブ、ふわっちなど動画配信サービスの普及によって誰もが気軽に配信を楽しめるようになりました。
しかしこうした新しいものができると、それに乗じてストーカー行為が発生してしまうのもまた悲しい事実です。
基本的にはストーカーは元交際相手とか、顔見知りとか近い存在の人が多かったのですが、SNS全盛の現代ではネットストーカーというものも出てきているんです。
なぜ会ったこともない相手にストーカーされてしまうのか、その理由を見てみましょう。
中高生に人気のTikTokはおしゃれで楽しいのですが・・・
@minami11.1 #ウィンクハート 制服
※動画のリンクは無作為に選んだもので、意図はございません。
中高生に今や大人気の配信サービスTikTok。おしゃれに動画を加工してダンスなどを楽しんでいる動画もたくさん見られます。友達同士で共有して楽しんでいるうちは全くストーカーとのつながりなんてないと感じてしまいます。
でもTikTokはみんなが見ている動画配信なので、もちろんストーカー気質を持った人もそこには混じってしまうんですよね。
動画配信を削除してもすぐにまとめられている
実は動画配信をすると、どこかの誰かが性的な目的で保存をしている人もかなりいます。その証拠にYouTubeなどでTikTokの動画がかなりたくさんアップされているのを見かけるんですよね。
ウェブ上にそうした動画が残ってしまうのはちょっと問題が出てくる可能性もあるんです。
制服や街並み、学校名は大丈夫?
中高生に人気だけあって、お揃いの制服でダンスをしたり友達同士でじゃれ合っている動画が撮影されていますね。でも制服や街並みを見ればわかる人にはどこの高校なのかもわかります。
そしてタグには学校名が入っていたりもしますので、調べていけば投稿者までたどり着ける可能性が格段に高くなるんですよね。もちろんこれらを掲載するな、映すなとは言えません。制服での動画撮影ももちろん任意です。
しかし誰かがもしかしたらあなたのことを調べている可能性があるんです。
ネットストーカーは身元を特定しようとする
ネットストーカーは自分好みの女性をネットで見つけると、その投稿を楽しみに待っています。もちろんそれは健全な動画配信サービスの楽しみ方の1つではあるんです。
でもネットストーカーは「会いたい」「好き」という好意を抱いてしまうんですよね。一般人が芸能人に恋するのと同じような感覚です。そこでTikTokなどで上がっている動画から、制服を調べて校区と特定。移っている風景などから生活圏を特定。
少しずつあなたに近づいていこうとします。
しかも本人は気を付けているつもりでも、友人同士でつながりを持っている場合、そこから辿ってくるケースもあります。
するとあれよあれよとあなたの情報が手に入ってしまうわけですね。
そこでDMなんかで「学校は●●だよね」とか「今日誕生日でしょ?何か欲しいものある?」とか、恋人と歩いていたら「その男は誰だ!」とか、もう送られた方としては恐怖しか感じないわけです。
こうした動画配信サービスによるストーカーも増えてきています。
ビューやファンを集めるために、あざとい投稿をしている方もいるらしいのですがほどほどにするようにしましょう。ストーカー被害に遭ってしまってからでは遅いですからね。
もしストーカーから身元を特定されて恐怖を感じているのならばご相談ください。