特定の誰かのことが、一日中頭から離れない。連絡してはいけないと分かっているのに、気づけばその人の家の方へ足が向いてしまう。スマホを手に取り、メッセージを打っては消し、また打つ——。
そんな自分に戸惑い、「自分はどこかおかしいのではないか」と、誰にも言えずに一人で苦しんでいる方は、決して少なくありません。
このブログでは、その苦しさから抜け出すための「最初の一歩」について、お伝えしたいと思います。
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- 「意志が弱いからだ」と、自分を責め続けていませんか
やめようと何度も固く決意したのに、しばらくするとまた同じことを繰り返してしまう。そのたびに激しい自己嫌悪に襲われ、けれど誰にも相談できないまま、時間だけが過ぎていく。
多くの方が「これは自分の心が弱いせいだ」「だらしないからだ」と、自分自身を責め続けています。けれど、その自責の念こそが、さらに状況を苦しくしてしまうことがあるのです。
何度やめようとしても止められないという事実は、意志の力だけでは解決できない問題だというサインなのかもしれません。
- 繰り返してしまう行動は「嗜癖」として捉えられます
特定の相手への執着や、自分でも止められない衝動的な行動は、近年「嗜癖(しへき)」という枠組みで理解されるようになってきました。
これは、アルコールやギャンブルへの依存とよく似ています。頭では「やめなければ」と分かっていても、行動のコントロールがきかなくなってしまう。決して珍しいことではなく、そして、適切なサポートによって回復へと向かっていける状態なのです。
つまり、「自分が悪い」「自分はダメな人間だ」と一人で抱え込む必要は、まったくありません。
- 抱え込むほどに、悪循環は深くなっていきます
誰にも打ち明けられず、一人で何とかしようとするほど、孤独と不安はふくらんでいきます。そして、その満たされない気持ちや苦しさを紛らわせようとして、また同じ行動に戻ってしまう。
この悪循環を、自分の力だけで断ち切るのは、とても難しいことです。
本当に必要なのは、自分を責めることでも、ただ我慢することでもありません。回復への正しい道筋と、その道のりに寄り添い、一緒に歩んでくれる存在なのです。
- 回復した毎日を取り戻すために
衝動に振り回される毎日から抜け出し、穏やかで自分らしい生活を目指していくことはできます。
実際に、適切な支援につながったことで、特定の相手への執着から少しずつ距離を取り戻し、新しい人間関係や仕事に前向きに向き合えるようになった方もいらっしゃいます。一度のつまずきで、人生が終わるわけではありません。
大切なのは、「変わりたい」という気持ちを、行動に移すことです。完璧でなくて構いません。今日の小さな一歩が、明日のあなたを変えていきます。
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