「もう連絡しない」と自分に言い聞かせた。
それなのに、気がつけばまたスマホを手に取っている。
この感覚に覚えがある方は、少なくないはずです。
ストーカー行為をやめられない苦しさは、本人にしかわかりません。
そしてその苦しさの構造は、実はアルコールやギャンブルの依存と非常に似ています。
「やめよう」と思ってもやめられないのは、意志の弱さではない
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一人で「決意」するだけでは、行動は変わらない
「もう絶対にしない」と強く決意しても、環境が変わらなければ行動は変わりません。
スマホにはまだ相手の連絡先が残っている。
SNSを開けば相手の投稿が目に入る。
一人でいる夜、頭の中は相手のことでいっぱいになる。
このような環境の中で「やめる」と決意するだけでは、引き金が多すぎるのです。
依存症の回復においても、「決意」だけでは不十分だとされています。
環境を変えること、行動を見守る仕組みを作ること、そして支えてくれる人の存在。
この3つが揃って初めて、行動の変化が定着し始めます。
回復には「仕組み」と「支え」が必要
ストーカー・リカバリー・サポートでも、この考え方を大切にしています。
位置情報システムによる見守りは、自分一人では止めにくい行動を「仕組み」で支えるものです。自分の意志だけに頼らず、外部の力を借りて行動をコントロールする。これは弱さではなく、回復のための合理的な選択です。
そして元ストーカー加害者である代表との面談では、同じ苦しみを経験した人に話を聞いてもらえます。
「こんなことを話せる場所がなかった」「自分だけじゃなかったんだ」
この実感が、孤立を解き、回復の支えになります。
