やっぱりこうなった！AirTag（エアータグ）を悪用したストーカー被害

2022/12/03

ストーカーリカバリーサポートの守屋です。

以前記事で書かせていただいたAirTag（エアータグ）。

Air Tag（エアータグ）を使ったストーカーにご注意

エアータグの便利さを相まって、悪用してしまえば「ストーカーのツールに使われる可能性が高い」と感じていましたが、やはり使われてしまっているようです。

連日エアータグを使ったストーカーのニュースが

エアータグ　ストーカー

というワードで検索すると、日々エアータグを使ったストーカー事件が発生しているのが分かります。普段からよく見るような場所、カバンの中や服のポケットなどに入れられる分には発見が早いかもしれませんが、普段見ないような場所に取り付けられると見つけるのは容易ではありません。

エアータグは位置を知らせることに特化したツールであるため、GPSで検索するときには音が鳴るようになっています。しかしこれを音がならないように不正改造して販売した男性が逮捕されています。

エアータグを位置情報を取得に使い、さらに音も鳴らなければストーカー被害者にとってはなかなか見つけられないでしょう。

国内だけでなく、海外でもAirTagを使ったストーカー犯罪が多発しています。販売当初からストーカー行為に悪用する可能性が示唆されていましたが、やはりそこは残念ながら予想通りという結果になってしまいました。

簡単、安価、長寿命、バレにくいというストーカー加害者にとっては非常に有用なツールとなｔってしまったわけです。ただ日々悪用を防ぐためにアップデートをされているようなので、そこはなんとかアップル社にがんばっていただきたいものですが、位置情報を知らせる道具であるAirTag。

なかなか一筋縄ではいかないようです。

ストーカー被害に怯えている方や、まだストーカー被害に怯えるまではないものの、なんとなく影を感じている人。そういう方に気を付けておいていただきたいのは、普段から周囲の異変に気付けるように注意を払うことがまずできる第一歩です。

などの対策をしておきましょう。

また偶然ばったり出会う機会が増えたなぁ、と感じたときは、もしかしたらあなたの位置情報は監視されているのかも？

もちろん本当の偶然である可能性も捨てきれませんが・・・

もしあなたがiPhoneユーザーであればAirTagアプリを入れてみるのも、AirTagを見つけるための手段としては有効ですう。

iPhoneにAirTagを入れて通知で「AirTagはあなたと一緒に移動しています」などのメッセージが出たら、あなたの近くにAirTagがあることになります。

それは一緒にいる友達かもしれませんし、預かっている荷物からかもしれません。さらには知らない間にカバンや持ち物に付けられているかもしれません。

AirTagは接続にBluetoothを使用しています。音を鳴らす操作をして、10m以内にAirTagがあれば場所が分かるでしょう。
ただし音が出ないように不正改造されていなければ・・・の話しですが。

ともあれAirTagを使ったこのような犯罪が蔓延していることを、まず知っておくことが先決。スマートフォンなどのデバイス関連に苦手意識を持っている方も少なくないかもしれませんが、「こういうこともあるんだ」と頭の片隅にでも入れていただけると幸いです。