
【警察がすぐに動けない「証拠不足」の壁】
ストーカー被害に遭い、勇気を出して警察に相談に行ったものの、「事件性がない」「証拠が足りない」と言われて対応してもらえなかったというケースは少なくありません。警察は民事不介入の原則があるため、具体的な被害や危険性を「客観的な事実」として証明できない限り、積極的な介入が難しいのが現状です。
警察を動かし、相手に警告や逮捕などの法的措置を取ってもらうためには、何よりも「証拠」が重要です。あなたがどれほど怖い思いをしているかを言葉で伝えるだけでなく、それを裏付ける材料を揃える準備を始めましょう。
【デジタルデータの保存:スクリーンショットの正しい取り方】
現代のストーカー対策において、最も身近で強力な証拠となるのがスマートフォンに残る記録です。LINE、メール、SNSのダイレクトメッセージなどは、以下のポイントに注意して保存してください。
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【アナログな証拠:日記と写真の重要性】
デジタルの記録以外にも、アナログな記録が非常に大きな効力を発揮します。特におすすめなのが「ストーカー日記」をつけることです。 いつ(Who)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、どのように(How)したかを、ノートに手書きで記しておきましょう。
「19:05 帰宅時にマンションの陰から元カレが出てきた」
「20:00 非通知の無言電話が3回あった」
「ポストに差出人不明の手紙が入っていた(現物は保管)」
このように、些細な出来事でも時系列にまとめることで、被害が単発ではなく「反復して行われている」ことを証明でき、警察も深刻な事態だと認識しやすくなります。また、家の前に置かれた不審物や、つきまとわれている際の相手の姿などを、安全な範囲で写真や動画に収めることも有効です。
【音声の録音:通話や接触時の記録】
もし相手と直接話してしまった場合や、電話がかかってきた場合は、可能な限り録音を行いましょう。 「もう来ないで」「連絡しないで」とあなたが拒絶している声と、それに対する相手の脅迫的な言動が記録されていれば、ストーカー規制法違反の有力な証拠となります。スマートフォンの録音機能やボイスレコーダーを常に準備しておきましょう。
【証拠集めに限界を感じたら専門家へ】
自分で証拠を集めることは重要ですが、あまりに過激な撮影や追跡は、あなた自身の身を危険にさらすことになりかねません。また、証拠の質によっては、せっかく集めても法的な効力が弱い場合もあります。
私たちは、どのような証拠が警察を動かすために必要なのか、アドバイスを行っています。また、自分では撮影できないつきまといの証拠確保など、提携する専門機関と連携してサポートすることも可能です。
証拠は、あなたを守るための「盾」になります。「こんなものでも証拠になるのかな?」と迷う段階でも構いません。まずは一度、私たちにご相談ください。効率的かつ安全な証拠収集の方法を共に考えましょう。
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